内容説明
真渕未雲は恋人の津久井に突然失踪されてしまった。未雲が津久井を探していると聞いて、津久井の友人・積田隼介がやってくる。どこか掴みどころがなくクールな津久井とは対照的に大らかで包容力のある積田は、津久井の故郷に向かう未雲に強引についてきてしまい、奇妙なふたり旅が始まった。どうも積田は津久井の事情を知っているようで…?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しちし
3
結局どうなるの???と思いながら一気に読み終わりました 少し読みにくい感じがありましたが楽しく読めました2013/08/23
紅蓮
2
久々のBLはまたもや榊花月さん。普通の小説はわりと色々読むけど、BLは決まった作家さんが多いなぁ。今回のはわりと昔の榊さんの作風な感じ。でもあの頃ほどしんどくはないけどね。未雲ちゃんの幼さと積田のちょっとうざいくらいの包容力、ちゃんと収まるところに収まって、でも、積田はこの先ずっと未雲ちゃんの尻に敷かれていくんだろうなぁ。2013/09/23
早帆ママ
1
津久井とは終わって積田とくっついて未雲は幸せだと思う。積田は本当にいい人だし。津久井は最低だな…。個人的に、松田聖子さんの「制服」の歌詞が書かれていて懐かしくて、好きな歌だし嬉しかった。滋賀の坂本や延暦寺も馴染みがあって「お~」と思った。2015/05/30
はちくま
0
榊さんの文章のアメリカの西部っぽい乾いた感じが好きです。2014/09/24
かよ
0
初読み作家さん。最初文章がとても読みづらくて戸惑いました。主人公が失踪した恋人に執着する気持ちに全然共感できず、いまいちはまれなかった。積田の方がいいとは思うけど、積田が主人公を好きな気持ちもいまいち分からず、つうか失踪しなかったら奪おうとも思わない程度の気持ちの攻めはBL的にはないな、と。まあ普通でした。BL小説2013/08/19