内容説明
SAT第一制圧班の高梁晄に第二班へ移るよう内示が出た。小柄で身が軽く手先も器用な点を買われての異動だが、第二班班長の飯田真也が第一班にいた際、高梁を密かに気にかけていたことも関係していた。無口な飯田に初めは戸惑う高梁だが、あるきっかけからつきあうことに。そんな折、銀行で立てこもり事件が発生、高梁が現場への潜入を命じられ―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみみ@ヒプマイ沼
67
今回は、ラブ→事件→ちょいラブっていう構成で、悪くなかったです。(コラ、なんて上からっ∑(O_O;))銀行立てこもり事件の突入シーンは、緊迫感があってすごく楽しめました!ラブの方も、ぶきっちょな2人が真剣に向き合おうとしているのにどこかすれ違っちゃうあたりにジレジレできて、なかなか満足。高梁の付き合い始めの感覚は、境遇を考えるとなんだか頷ける気もする。単に拠り所が欲しかったっていう気持ちからの変化がよい。何よりも、前作の橋埜がナイスアシスト☆男前度アップしてるし♡飯田はもっとムッツリーニでもよかったよ!笑2013/02/27
みずほ
40
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ SAT班長×SAT隊員。「饒舌に夜を騙れ」のスピンオフ。犬伏に片思いしていた高梁の救済編。お相手は橋埜の後継で二班の班長になった飯田。前から高梁に片思いしてた飯田は、犬伏の一斑から高梁を引き抜く。職権乱用し放題のムッツリ攻だった(笑) 無口なくせに手が速い。好きになる前に高梁が流されちゃった感じだが、まあ気持ちもわからんではないので結果オーライか。高梁は子猫ちゃんだけど、飼い猫じゃなく、飼い主を探しもとめていた捨て猫だったから。巻末の飯田の妄想もいずれ実現させそう・・・2013/02/13
藤月はな(灯れ松明の火)
36
前巻、「幸せになって欲しい・・・」と思わずにいられなかった健気で可愛い晄君と爆弾発言を落としてくれた飯田の話。飯田がむっつりスケベということは分かっていたので晄君に無体なことを仕出かすか、不安で「すわ、100tハンマー(byシティ・ハンター)待機か?」と思っていました。しかし、飯田自身はベタ惚れですね(間は悪いけど・・・)共に口下手、不器用なので雲行きが怪しくなった時は心配したけどp199のイラストに胸を撃ち抜かれました(笑)お幸せに。銀行籠城事件は人間の命が突然、奪われることになぜ?と思わずにいられない2013/02/01
楓
31
前作を読んだ時に早くこの二人の話を読みたかったのですが‥。もぉ、ムッツリーニ最高です!ムッツリスケベェとはまさに彼のためにあるような言葉なんだと思ってしまいましたよー!そのくらいの見事なムッツリーニぶりを発揮してくれてます!も、大好き!二人の恋愛に関してはSATという特殊性を除けば結構ある勘違いだったりすれ違いだったり。だけどあの立てこもり事件は怖いよ〜!突入のところは案外とあっさりしていたかな(もっと死にそうな目に遭うのかと思ったけれどそれじゃあ前回と似てしまうか)。飯田のムッツリぶりはもっと読みたい。2013/02/24
ミサワ
29
★★★★☆【饒舌に夜を騙れ:スピン作品】真面目で無口で、できる男なのにムッツリだなんて( ´艸`)気持ちを抑えらず暴走して、いたしちゃうとことかは、手早っ!ってツッコミたくなるけど、楽しかった。犬伏×橋埜のお話も読めて嬉しい。ラストのムツリショート、いろんなシチュエーションで妄想しているのね。名前呼ばせたいところとか、アキラ大好きな感じが可愛くて面白かったです!ムッツリショートもっと読みたい!2013/02/06
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