幻冬舎ルチル文庫 うさんくさい男

松雪 奈々【著】

幻冬舎コミックス（2012/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 223p／高さ 15cm
• 商品コード 9784344827011
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

自他共に認めるブラコンの春口蓮は、弟の涼太に恋人の三上を紹介されるが、なぜか違和感があって、イマイチ祝福できない。晴れて恋人となった仁科といても、弟のことばかり気にしてしまう。そんなある日、わざと涼太に聞こえるように激しいＨをされたことがきっかけで仁科と喧嘩してしまう。このまま別れてしまうのかと不安になるが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とも*]

『いけ好かない男』の続編。 弟の話だと勘違いしてたら続編だった。 出来上がったばかりのカップルなのでまだまだすれ違いもめるんだけれど、要因は攻めのいじわるな所と受けのブラコン過ぎる所なのは予想出来る話かな。 自分的には攻めがえらそうなのでもっとやり込められたらいいのにと思いながら読んだ。 後半の攻めの怒涛の如く溢れ出て来る告白内容には思わず笑ってしまった。

2013/07/20

[このん]

(2013年10月13日3449)『いけすかない男』の続編。ブラコン蓮の弟涼太に三上と言う彼氏が出来た。その三上の雰囲気を胡散臭いと思う蓮。涼太達が幸せならそれで良いだろうが！と思ってしまう。涼太の心配ばかりして恋人の仁科には冷たいし仁科が可哀相。胡散臭いと思われてる三上よりも蓮が1番いけすかない男だわ。仁科、ちょっとSっ気があっても良いから蓮の根性を叩き直して。

2013/10/13

[きょん]

前作終了からまだ2週間と、そんなに時間の経ってない出来たてCPのすれ違いのあれこれが楽しかった。ただ、確信犯的に弟にHの様子を聞かせる点は、攻めの主張も分かるけど、ちょっとやり過ぎだろうと思って嵌れなかったなあ。怒涛の1ページにわたる攻めの告白は声優さんに一気にしゃべって欲しいと思っちゃったな。

2012/12/21

[Yucca]

★★★☆☆：いけ好かない男の続編。お付き合いが始まっても尚、弟に執着する蓮に仁科がやきもきしちゃうお話。なんて事ない話なんだけど、可愛らしくて好きでした。蓮が仁科に遊ばれてるんじゃないか…と思い悩む場面は分からんでもなくて、共感しちゃったなぁ。仁科にしたらそれも愛ゆえに暴走してしまった結果なんでしょうけど、ちょっとひどいよねぇ。１ページ超えの長台詞に吹いてしまったわwwしかし脇の三上の存在感がすげぇ。これはスピンの予告かな。AM。

2017/04/24

[ミル婆]

相変わらずいけすかない男な攻めであった。受けの蓮が百戦錬磨の強者だったなら愛いヤツと笑ってやれるのだろうが、物馴れない子に対してあの態度は弄んでいるようにみえても致し方ない。気を引きたいためだとか、極度のブラコンに嫉妬してだとか、つまりはお子様攻め。お子様攻めを可愛いと思える懐の深さがあれば楽しめるかも。

2012/12/31