ドタバタ関ヶ原

長谷川 ヨシテル【著】

柏書房（2020/08発売）

• サイズ 46判／ページ数 256p／高さ 19cm
• 商品コード 9784760152575
• NDC分類 281
• Cコード C0021

内容説明

アセりまくる徳川家康！グチばっかりの石田三成！抜け駆け、裏切り、大遅刻…カオスでトホホな天下分け目の大合戦！？個性豊かな男たちの“野望の素顔”に迫る武将列伝！

目次

プロローグ　Ｒｏａｄ　ｔｏ　関ヶ原！―天下分け目の決戦に至るまで
第１部　東軍武将列伝（徳川家康―一歩間違えれば大反逆者！？実は超ギリギリの「関ヶ原」；徳川秀忠―本戦に大遅刻！「関ヶ原」が一生のトラウマに？；井伊直政―“婿殿”の手柄のために抜け駆け！有能な家康側近の“親バカ”ぶり　ほか）
第２部　関ヶ原場外乱闘（加藤清正―実は野心と欲のカタマリ！？秀吉の忠臣は九州で虎視眈々！；伊達政宗―オレのこと忘れてないかい？東北にて野心ギラギラさせてます！；上杉景勝　直江兼続―“笑わぬ殿”とクールな執政　大胆不敵な「直江状」でケンカ上等！？　ほか）
第３部　西軍武将列伝（石田三成―みんなしっかりしてくれよ！グチりまくる西軍のリーダー；毛利輝元―野心ギラギラ、「関ヶ原」の黒幕！？「決戦前に降伏」の謎行動！；大谷吉継―実はもともと家康派！親友・石田三成との熱い友情はウソ！？　ほか）

著者等紹介

長谷川ヨシテル［ハセガワヨシテル］
歴史ナビゲーター、歴史作家。「れきしクン」のニックネームでタレントとしても活躍。埼玉県熊谷市出身。熊谷高校、立教大学卒。漫才師としてデビュー、「芸人○○王“戦国時代編”」（ＭＢＳ、２０１２年放送）で優勝するなどの活動を経て、歴史ナビゲーターとして、日本全国でイベントや講演会などに出演、明るくわかりやすいトークで歴史の魅力を伝えている。テレビ・ラジオへの出演のみならず、歴史に関する番組・演劇の構成作家や、歴史ゲームのリサーチャーも務めるほか、講談社の「決戦！小説大賞」の第１回と第２回で小説家として入選するなど、幅広く活動している。『クイズ！オンリー１』の「戦国武将」ブロックで優勝して賞金１００万円を獲得（ＴＢＳ、２０１９年放送）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[榊原 香織]

れきしクン・・さかなクン的なのが各業界で増殖ちゅう　ブログみたいな、と思いつつ。　直江状、の、れきしクン訳はわかりやすかったです。こりゃ、家康怒るわ。　偽書説もある。あまりに大胆なお手紙です。　歴史上の人物はさん付けいらないと思うよ

2021/09/23

[たいぱぱ]

関ヶ原の戦いにおいてのたくさんの武将たちのドタバタ劇を面白おかしく紹介する一冊。リラックスして読めるし、知らない話に遭遇して「おお！ラッキー」という気持ちももたらしてくれる。歴史小説や時代小説を読んで勝手に思い込んでる武将の性格や人となりもあると思う。それはそれでいいんだけど、またまだそれがひっくり返させる発見や研究がでてくるかもの思うとワクワクする。これを読んで歴史って結構面白いかも！と思ってくれる人が増えたらいいなって思います。

2022/12/30

[manamuse]

1600年の関ヶ原の戦いは、実は3rdだった？1stは飛鳥時代の壬申の乱。2ndは南北朝時代の青野原の戦いだそうな。石田三成好きなので関ヶ原と名のつくものはある程度読んでいるけど、まぁ〜何でも疑ってはいる。実際に後から盛られて作られた史書もあるみたいだし、真実がどうだったかなんて分からないよね。前作の感想でも言ったけど、滋賀県に行きたい！私も三成の兜を被りたい！笑

2023/01/09

[kanki]

最高齢93歳で関ヶ原参戦、大島雲八。大津城で西軍1万5千を釘付けにした京極高次。面白い

2024/02/15

[assam2005]

小説じゃなかったのね。勝手に勘違い。関ヶ原の戦いの時代に活躍した武将について、歴史好きの作者が思いの丈を放出する。小説で読んたことのあるエピソードがいくつかあり、面白かった。小説ではこう書いてあったけど、それってその作者の演出だったのか、と読み比べて後でわかる…。私自身すべての武将に興味があるわけではないので、この熱の入りっぷりについていけないところもチラホラ。ザクッと読むには内容詰め込み過ぎ。わかりやすく説明してあるので、この武将についてもっと知りたいなーと思われる方は楽しいかと思います。

2020/09/15