内容説明
野心家で傲慢なエリート・北見恭輔は、専務の娘と婚約し、将来の出世を約束された大阪支社への異動も決まっていた。だが、出発前夜、婚約者の弟・小鳩に弱みを握られ、二年間だけ「恋人」になることを約束させられる。週末ごとに大阪を訪れる小鳩を冷たくあしらう恭輔だが、なぜか小鳩はひたむきで一途で―。書き下ろしを収録して待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そらねこ
31
打算的で野心のある会社員の攻めが健気な受に次第にほだされる…というお話。定番ですが、攻め視点で受の背景が案外謎でどんどん読まされました。なんでこんな酷いゲスい攻めが好きになったのか…謎が解けるにつれ納得&涙…でした(*´Д`)2016/10/31
ヨンヨン
19
健気受だー!クズ攻が徐々にほだされていく、割と早々に落ちてて、乱暴な扱いから甘々になってて良かった。自分の存在が迷惑だと思っている受の「愛ってなに?」には、応えてあげてほしい。2018/07/29
アネキ
16
ノベルズをもう何度読み返したかわからないwwオイラの「健気受け本棚」にも入ってますがこちらは(∩´∀`)∩スンバラスィ♪健気受けの本です☆小鳩君がとにかく可愛い☆今回文庫化にあたって絵師さんが山本小鉄子さんに変更☆眼福でございました~(*´д`*)そして、楽しみは書き下ろしショート☆今回も小鳩君の健気さにうるきゅん❤(っ´ェ`c)キュキューンて心臓鷲掴み☆この先再読は文庫の方になりそうです(*´д`*)2012/12/19
こまめ
12
小鳩くん、なんて健気なの(>_<)健気受け大好きです。後半、涙々で読みました。帯のセリフが小鳩が言った言葉なのには驚きました。それにしても、小鳩の家族は本当にひどくて最低だったのに、失脚した途端、改心したように書かれてるのには少し違和感あったかな。2013/02/13
楓
12
旧版既読。小鳩ちゃんが可愛かったので購入。今読み返すとなぜあんな事で小鳩が攻めを好きになったのか謎。でもそれだけ寂しかったんだろうなぁ。そして攻めが結構酷い人だったんだなぁって事も思い出された。でも婚約者の弟で上司の息子に手を出すかな?あんなに野心家なのに。いくら小鳩に腹を立てたにしても。というような事は気になってしまうところではあるんだけど、そこは小鳩ちゃんの健気さに免じて目を瞑ろうww なんだかんだ言ってもこういう健気ちゃんに弱いんですよね。2012/12/27
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