内容説明
「こちらで私立探偵をやろうと思っています」洋行帰りの玄居煉太郎はそう言って、下宿先の嗣磨子の屋敷の離れに探偵事務所を開いた。ある日、煉太郎のもとに初めての依頼者がやってきた。美貌の依頼人・緑谷夫人に届いた一通の手紙―それは、緑谷邸の水晶庭園で一番美しい花を奪うという犯罪予告だった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
斑入り山吹
3
山田画伯コンプリートを目指し、漏れていたこの本を入手。マンガじゃないんです。見開き右ページが文、左ページがカラーの小説です。うら若い探偵 玄居煉太郎(女じゃないけどうら若い)じゃなくて、居候先の女家主のユーモアあふれる独白形式の文が楽しい。出てきた仕掛けは山田画伯ならおなじみのものが多いんだけれど(からくりやら古さやらなにやらかにやら)、むしろそれが心地よい。コンプリートまであと少し、頑張るぞ!BEAST OF EAST4も、もうすぐだ!!2011/08/18
Sugar(漫画)
1
2015/02/11 再読。友達が山田章博に興味を持ってくれて、何冊か貸したのを機会に発掘されたので。漫画とするか小説とするのかなやんだがこっちで登録。文章も画もいちいちかっこいい。好き。大好き。2015/02/11
ぼちぼちいこか
1
見開きの右ページに文章、左ページにカラーイラストという構成。30ページくらいの内容だが小説というべきか、イラスト集と言うべきか… 山田章博の画はなんでも好きだ。2014/06/20
ひらりん
0
絵本(?)なので、全部カラーページ。カラーでこの人の絵を見られるのが嬉しい。2013/09/13