内容説明
有間皇子は、本当に「謀反人」だったのか。本書は、その通説に真正面から異を唱える。『日本書紀』の行間を精査し、万葉集に残された二首の歌を読み直し、ゆかりの地を歩き検証したとき、浮かび上がったのは、朝廷の論理によって封じられた皇子の声である。十九歳で藤白坂に散った命。だが、その名は消えなかった。有間皇子は、悲劇の人である。いまなお日本古代史を揺さぶる”もう一つの真実”そのものなのだ。
目次
序章 暗雲から争乱へ
第1章 有間皇子の誕生
第2章 孝徳天皇の崩御
第3章 牟婁の湯
第4章 斉明天皇四年一一月
第5章 護送経路と処刑場所を深掘りする
第6章 有間皇子と『万葉集』
第7章 いま
著者等紹介
宮尾文也[ミヤオフミヤ]
税理士法人宮尾事務所代表社員、近畿税理士会会員、税理士集団・TKC全国会会員。1975年 和歌山大学経済学部卒業。80年 宮尾文也税理士事務所開業、行政書士登録。本業の合間を縫って、和歌山にゆかりのある有間皇子を研究し、YouTube「有間皇子を考える」を制作。他に小型船舶操縦免許取得、和歌山県剣道連盟居合道一級、公益財団法人・合気会合気道四段允可など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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