内容説明
覚悟を抱いた男たちを描く珠玉の小説集。敬愛していた叔父に父が殺された。そして母は叔父と共に失踪する。10歳で突然両親を失った又兵衛は仇討ちを期して若者となり、叔父と対峙する日を迎える。止まった時間は再び動き始めるのか―。父を殺した叔父を追い、十三年の時を経て仇討ちを果たそうとする又兵衛。だが再会した叔父の口から語られたのは衝撃の出来事だった。歳月が流れ、妻子を得た又兵衛が取った行動とは―。表題作ほか、松平定信とともにロシア南下の国難に立ち向かう側近を描いた「中川忠英―『文化露寇』に臨む―」など全4篇を収録。
著者等紹介
田中佐二郎[タナカサジロウ]
埼玉県草加市出身。熊本大学法文学部国文科卒。神奈川県立高校教師。中国派遣日本語教師として大連外国語学院に勤務(1989~1991)。小説集『大連から』(幻冬舎メディアコンサルティング、2015)を自費出版。大学非常勤教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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