内容説明
診断はゴールではなく、未来を描くための“道しるべ”。地域で5,000人以上の発達相談に向き合ってきた小児科医が語る“診断の先”の支援とは―。病気でも問題でもない。発達障害は可能性を秘めた「特性」である。ASDやADHDの「困った行動」も、奥にある理由がわかれば支援の道筋が見えてくる。
目次
第1章 発達の多様性を知る:特性の理解
第2章 診断と向き合う:子どもと未来のための「補助線」
第3章 日常生活と学びを支える:実践的な関わりと支援
第4章 学びの個性に応える:特性を理解し伸ばす支援法
第5章 心と身体の健康を育む:睡眠・運動からのアプローチ
第6章 発達障害とトラウマ:心の傷と回復への道
第7章 薬を飲むということ:その意味と向き合い方
第8章 現代社会における「生きづらさ」と子どもの居場所
第9章 自立と共生:多様な社会とのつながりを築く



