内容説明
なぜ、その音楽は心を打つのか?旋律や和声が生まれた背景にある自然、作曲家たちの思索、時代の息吹。モンテヴェルディからベートーヴェン、ワーグナー、ドビュッシー、武満徹まで、名曲に隠された物語をひもときながら、従来の音楽史では語られない音楽の原風景をたどる。クラシック愛好家必読の一冊。
目次
第1章 ベートーヴェンに思う
第2章 春愁淡きシューマンの和声
第3章 「さすらいの調べ」
第4章 音楽と自然
第5章 『トリスタンとイゾルデ』における意志と表象
第6章 ヴェルディ讃―ドラマと音楽の緊密な結合
第7章 モーツァルトのオペラは歌か芝居か 古楽器演奏によるモーツァルトのオペラの新しい発見
第8章 忘れ得ぬステージから
第9章 私の愛聴盤から
著者等紹介
岸田文夫[キシダフミオ]
昭和12年大阪府生まれ、昭和36年東京大学法学部卒業、(株)日本興業銀行(現・みずほグループに編入)に勤務の後、(株)ハウステンボス代表取締役副社長、企業・団体支援日本FP協議会会長等に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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