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内容説明
大正時代初頭、住職を辞めてまでロサンゼルスに渡った祖父。日本に戻り、著者の誕生後すぐにビルマで戦火に散った父。父の故郷へ憧憬を抱いた著者。日本人であることを強みにアメリカで生きる息子。四者四様の人生の共通点は、誰もが「向上心に溢れていたこと」。四世代に及ぶ、日米を股にかけた一生を振り返り、カルチャーギャップや倣うべき先進国の在り方に鋭く切り込む。
目次
第1章 私と長男のこと
第2章 会ったことのなかった人たちの存在感
第3章 私を育ててくれた母方の親族
第4章 コンピュータと私
第5章 新しい仕組みで新しいビジネス
第6章 米国の大学と研究所
第7章 企業・研究所の栄枯盛衰も世の習い
第8章 人生計画と産業革命
第9章 私に残された時間
付録 「二つの文化の間で」
著者等紹介
大橋慶一[オオハシヨシカズ]
1941年生まれ。筑波大学附属駒場中学・高等学校。東京大学でX線結晶学。鉱物学を専攻して、学士号・修士号。ハーバード大学で博士号。カーネギー地球物理学研究所を経て、ペンシルベニア大学助教授。珪酸塩鉱物の結晶構造解析。ARCO石油ガス会社中央研究所で超音波ボアホールテレビューアシステム開発。コグネックス社で、半導体製造・検査装置用の画像認識システム開発。後年に、技術開発から技術経営へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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