内容説明
味噌、漬物、梅干しから酢、麹、醤油にいたるまで…手づくり三昧のユニークな発酵食ライフから生み出された自然発酵種のパン作り。シンプルな食事パンから、あんも手づくりのあんぱんやメロンパンまで、小さなキッチンで伝授してきた著者のパン作り集大成を自然発酵種ならではのおいしさが詰まった四季折々のパンに詰め込んで。
目次
春―「種」づくりにも絶好の季節(3月―小麦粉、塩、水だけのシンプル(リーン)な塩パン
4月―素朴なエスニックパン
5月―バターや卵、砂糖たっぷりのリッチなパン)
夏―暑さしのぎに変則的なパンもいいもの(6月―一次発酵だけでパンの本当のおいしさは出るか?;7月―懐かしの和風菓子パン;8月―暑気ばらいに子どもたちといかが)
秋―発酵がスローモードに切り替わっていく秋(9月―ドライフルーツやナッツ入りはレシピより「慣れ」;10月―行き着いたのはシンプルで食べ飽きない日常の食パン;11月―立ち上る湯気の中でゆったりと蒸すパン)
冬―ゆったり低温発酵パンは深みのある味に(12月―お祝いパン;1月―しっかり素朴なパンが恋しくなって;2月―春の予感を抱きつつ)
著者等紹介
林弘子[ハヤシヒロコ]
北海道ニセコ町生れ。1980年代初めに、国産有機農産物を使用した製菓製パン業「麻衣くっきい」を設立。文筆、食品企画・開発、および料理教室「竜洞」を主宰。2010年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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