内容説明
闘病のあらゆる拘束を受けない自由を、できるかぎり長く―。2人に1人ががんに罹患する時代。大切なのは“これからの時間をどこでどう過ごすか”。「がん薬物療法専門医」の資格をいち早く取得し、最前線で携わってきた著者が患者さんの21の不安から導く、がん治療へのリアルな思い。
目次
序章 新しい「ホスピタルフリー・サバイバル」
第1章 患者さんの疑問に答える まず知ってほしいこと(もう治らないんですか?;標準治療より良い治療はないんですか? ほか)
第2章 患者さんの疑問に答える 抗がん剤以外の治療(放射線治療(粒子線治療)で治らないですか?
免疫治療で治らないですか? ほか)
第3章 患者さんの疑問に答える 抗がん剤治療(抗がん剤治療は入院で受けられないですか?;抗がん剤がつらかったら止めてもいいですか? ほか)
第4章 患者さんの疑問に答える 緩和治療(抗がん剤治療ができなくなったらどうなるんですか?;緩和治療ってどんな治療ですか? ほか)
著者等紹介
村川康子[ムラカワヤスコ]
弘前大学医学部卒業(1983年)・医学博士(東北大学)。東北大学加齢医学研究所化学療法科・同医学部附属病院腫瘍内科を経て、2003年~宮城県立がんセンター上席主任研究員。2023年宮城県立がんセンター退職。この間、東北大学臨床准教授・臨床教授、日本学術会議会員(第23・24期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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