出版社内容情報
極貧生活を送っていた女子大生の理子だが、スカウトされてラウンジで働き、新規店を任された。一変した生活をSNSに上げると飛躍を妬む者も出てくる。百貨店をクビになった中年の小島もそうだ。その嫉妬心が殺意に変貌するのに警視庁サイバー犯罪対策課の長峰は気づくが……。SNSの功罪や格差社会の闇を描いたノンストップ警察ミステリー。
【目次】
内容説明
極貧生活を送っていた女子大生の理子だが、スカウトされてラウンジで働き、新規店を任された。一変した生活をSNSに上げると飛躍を妬む者も出てくる。百貨店をクビになった中年の小島もそうだ。その嫉妬心が殺意に変貌するのに警視庁サイバー犯罪対策課の長峰は気づくが…。SNSの功罪や格差社会の闇を描いたノンストップ警察ミステリー。
著者等紹介
相場英雄[アイバヒデオ]
1967年、新潟県生まれ。89年、時事通信社に入社。2005年、「デフォルト 債務不履行」で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。12年、『震える牛』がベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てつ
19
今の社会、こんな事件もあるんだろうな、という小説。現代を知る上で良くも悪くも知っておくべきストーリーかもしれません。2026/02/23
Kei.ma
15
物語を象徴するかのような高級シャンパンの泡とほの甘い香り。その日暮らしの理子に救いの手が伸びた先は、恵比寿のちっちゃなラウンジ。それが瞬く間に京都祇園で雇われママになるなんて。並行して描かれているのは、有名デパートを追い出されたアカウント名koji-kojiに、警視庁機動サイバー班の長峰と森谷のコンビ。そんな構成は、無差別殺人が意図的でターゲットが理子に向かうことを予感させるのだった。しかもそれがゲームだなんて。読了手前で「古賀」の名前を発見したとき、作者の望む人の生き方が伝わってきた思いがしたのである。2026/02/08
ねずみひろし
5
格差社会が生み出したネットでの誹謗や犯罪予告、富裕層達の歪んだ楽しみ殺人ゲーム現実にあっていけない事である。ネットの悪用は許されない。警察の活躍に安堵する作品である。2026/02/15
カノープス
5
現代社会における格差・貧困と負の連鎖、時に嫉妬・誹謗中傷・憎悪が引き起こす暴力…SNSが今という時代における【最も危険な遊戯】としての側面を持っている事を主題に、相場らしい社会派ミステリに仕上げた。成功すれば妬まれ、妬まれれば殺意が生まれ、殺意は拡散され、誰かが本当に引き金を引く。この「嫉妬の連鎖が結果的に殺人を生むシステム」こそ、相場が本作で抉り出した「世の中」の正体である。誰もが「狩る側」にも「狩られる側」にもなり得る猟場。そしてそのスイッチを押すのは他ならぬ自身の負の感情だ、という警告の書でもある。2026/01/24
とらまめ
4
7点 貧困が恐ろしい。 操作されそうな男が身近にいて恐ろしい。2026/02/04




