出版社内容情報
美しきDJ鞠家は、かつて自分の男根を切り落とした男、倉臼に再会する。女を装いSEXに誘い復讐を果たすが、真犯人が別にいると聞く。そんな中、自分を〝マリア様?と崇める謎の団体があると知った鞠家は組織に潜入、そこで見たものは――。今夜も過激集団〝グレートベイビーGB?が渋谷を火炎放射器で焼き尽くす。それは新世界の創造か、醜き世界の終焉か。
内容説明
美しきDJ鞠家は、かつて自分の男根を切り落とした男、倉臼に再会する。女を装いSEXに誘い復讐を果たすが、真犯人が別にいると聞く。そんな中、自分を“マリア様”と崇める謎の団体があると知った鞠家は組織に潜入、そこで見たものは―。今夜も過激集団“GB”が渋谷を火炎放射器で焼き尽くす。それは新世界の創造か、醜き世界の終焉か。
著者等紹介
新野剛志[シンノタケシ]
1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務などを経て、99年『八月のマルクス』で第四十五回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。以降ミステリーを中心に巧みな人物造形と心理描写で人気を博する。2008年、『あぽやん』が第百三十九回直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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