幻冬舎文庫 考えごとしたい旅フィンランドとシナモンロール

益田 ミリ【著】

幻冬舎（2024/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 208p／高さ 16cm
• 商品コード 9784344434066
• NDC分類 293.892
• Cコード C0195

出版社内容情報

暮らすとしたらどの家に住みたいかを想像しながら散歩したり、色々なカフェを訪れて名物のシナモンロールを食べ比べしたり。トラムで観光地を巡り、デパ地下でお惣菜を買う。夜はホテルの机で日記を書く。通りを歩く人々をぼんやり眺めながら考える。時間とか、人生とか、自分について。食べて歩いて考えるフィンランド一人旅を綴ったエッセイ。

内容説明

暮らすとしたらどの家に住みたいかを想像しながら散歩したり、色々なカフェを訪れて名物のシナモンロールを食べ比べしたり。トラムで観光地を巡り、デパ地下でお惣菜を買う。夜はホテルの机で日記を書く。通りを歩く人々をぼんやり眺めながら考える。時間とか、人生とか、自分について。食べて歩いて考えるフィンランド一人旅を綴ったエッセイ。

目次

１章　フィンランドの空の下で考えたこと　２０１７（フィンランドに行きたい「希望」が「現実」になった日；マリメッコ本店で黒いブラウスを自分のために；食後のコーヒーはアカデミア書店のカフェ・アアルトで　ほか）
２章　未来から今を懐かしむ　２０１８（１年ぶりのフィンランド　ヘルシンキに到着；すごいぞ、ひとりでできたじゃないか　静かに自分を褒める；最強の旅のお供　足元はアディダスの「ブースト」で　ほか）
３章　自分の直感を当てにして生きる　２０１９（やっと辿り着いた温かいカフェオレとシナモンロール；船でタリンへ　冬のクリスマスマーケット；今後の人生、直感で！最初にいいと思ったものでいい　ほか）

著者等紹介

益田ミリ［マスダミリ］
１９６９年大阪府生まれ。イラストレーター。ジャンルを超えて活躍する。『ツユクサナツコの一生』にて、第二十八回手塚治虫文化賞短編賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[TATA]

フィンランドに行ったのは2年ほど前、それも出張でヘルシンキに2泊しただけ。なのでカフェ巡りなんてできなかったし、観光も全く。それでもシナモンロールは空港で食べたなあと思い出しながら一読。そうね、街の雰囲気は良かったなあ。大都会じゃないし、日本人好みの落ち着いた雰囲気。いい意味で北欧らしくないところもあって、食べ物も美味しかったし、物価の高さもそれほどでも。今度はちゃんと観光で行ってダラダラ過ごしたいなあと思います。

2025/02/01

[piro]

益田ミリさんの3回にわたるフィンランド(&ちょっとエストニア)ひとり旅のエッセイ。感動的なエピソードも大事件も無い(笑)。でも普通の旅人が、アウェイ感満載ながらも非日常の日常を味わう様子に、とても親近感を感じました。そしてヘルシンキの街が何と魅力的なことか！行った事無い国ですが、絶対に気に入るだろうな。クリスマス前のヘルシンキやタリン、是非とも行ってみたいです。人も優しく、食べ物も美味しそう。予定を決めずにのんびり満喫してみたい街です。

2025/04/21

[sofia]

コロナ禍前（2017、2018、2019）に行った益田ミリさんのフィンランド一人旅。甘いパンはあまり好きではない私だが、シナモンロールは好きなので、とにかくシナモンロールが食べたくなる本。肩の力を抜いたステキな旅をしているといつも感じる益田ミリさん。個人的には巻末のシナモンロール英会話、とてもタメになる笑

2024/11/16

[はな]

フィンランド行きたくなった。益田ミリさんのほんわかした頑張り過ぎてない感じの旅行記が好き。カフェでシナモンロール食べたいな。旅行内容も好みが合っていて行きたいところばかり。他のも読んでみたい。

2024/11/17

[アリス]

2017年2018年2019年と3年連続でフィンランド一人旅のエッセイ。無性にシナモンロールが食べたくなる1冊(笑)そしてフィンランドに行きたーーーい❗

2024/10/24