出版社内容情報
浪人の九郎兵衛の妹・お紺が一万八千石の葛尾藩主の側室となり懐妊。その陰で、藩では目付と剣術指南役が壮絶な権力争いを繰り広げ、死人も出ていた。お紺を盾にした目付にやむなく従う九郎兵衛。指南役の配下には九郎兵衛がかつて剣術の勝負で敗れた狡猾な男がおり、再び相まみえるが……。一匹狼の剣豪が江戸の闇を暴く傑作時代ミステリー。
内容説明
浪人の九郎兵衛の妹・お紺が一万八千石の葛尾藩主の側室となり懐妊。その陰で、藩では目付と剣術指南役が壮絶な権力争いを繰り広げ、死人も出ていた。お紺を盾にした目付にやむなく従う九郎兵衛。指南役の配下には九郎兵衛がかつて剣術の勝負で敗れた狡猾な男がおり、再び相まみえるが…。一匹狼の剣豪が江戸の闇を暴く傑作時代ミステリー。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京都生まれ。83年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。88年「絆」で日本推理作家協会賞、90年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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