出版社内容情報
浪人の九郎兵衛は商人を殺した疑いで捕まるも、身に覚えがない。否定し続けてふた月、真の下手人が見つかる。酔って殺しを吹聴した男を料理屋の権太夫が奉行所に密告したのだ。九郎兵衛は自由の身に。だが恩着せがましく近づいてきた権太夫に籠絡されて……。腕が立ち、義理堅い一匹狼がその剣で江戸の悪事を白日の下に晒す、新シリーズ第一弾!
内容説明
浪人の九郎兵衛は商人を殺した疑いで捕まるも、身に覚えがない。否定し続けてふた月、真の下手人が見つかる。酔って殺しを吹聴した男を料理屋の権太夫が奉行所に密告したのだ。九郎兵衛は自由の身に。だが恩着せがましく近づいてきた権太夫に籠絡されて…。腕が立ち、義理堅い一匹狼がその剣で江戸の悪事を白日の下に晒す、新シリーズ第一弾!
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1974年東京都生まれ。83年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。88年「絆」で日本推理作家協会賞、90年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
72
はぐれ武士・松永九郎兵衛「商人殺し」1巻。浪人の松永九郎兵衛、商人を殺した疑いで捕らえられるが、真犯人を料理屋の権太夫が、奉行所に密告し九郎兵衛は自由の身なるが、恩着せがましく近づいてきた権太夫の動きが気になりますね。2023/04/07
やま
49
元丸亀藩士で浪人の松永九郎兵衛の活躍の物語です。浜町水野家の千代丸が、沼津水野家へ養子に入り、次の殿様になることが決まっている。それを阻止したい沼津水野家の家老牧野は、沼津水野家の殿と藤木屋の娘に産ませた赤子を跡継にして、自らの安泰をはかろうとした。両派は、反対する一派を次々に殺していった。まさに沼津水野家の御家騒動です。2024/02/23
犀門
3
No.018★★★☆☆出ました、新シリーズ!。期待したけど、出だしはこんなもんか。今後に期待!。2023/03/22