幻冬舎文庫<br> 祝祭と予感

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幻冬舎文庫
祝祭と予感

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344431782
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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内容説明

コンクール入賞者ツアーのはざま、亜夜とマサルとなぜか塵が二人の恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。菱沼が課題曲「春と修羅」を作曲するきっかけとなった忘れ得ぬ教え子への追憶「袈裟と鞦韆」。幼い塵と巨匠ホフマンの永遠のような出会い「伝説と予感」ほか全6編。最終ページから読む特別オマケ音楽エッセイ集「響きと灯り」付き。

著者等紹介

恩田陸[オンダリク]
1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年「夜のピクニック」で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年「ユージニア」で日本推理作家協会賞、07年「中庭の出来事」で山本周五郎賞、17年「蜜蜂と遠雷」で直木三十五賞と本屋大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

143
蜜蜂と遠雷のスピンオフ。芳ヶ江国際ピアノコンクールに関わった人達の過去と現在を簡潔に凝縮した極上の仕上げ。6話とも興味深かった。出会いは奇跡だったのか、必然だったのか…それが全ての始まりだった。これから先も彼等の活躍を期待したい。それと「高島明石」の話も読みたかった。2023/01/26

よしのひ

128
やっと読めた!『蜂蜜と遠雷』のスピンオフ短編集。なにがスゴいって、『蜂蜜と遠雷』を読んでから時間が経つのに、読んで鳥肌が立った感覚が瞬時に蘇った。あの寝る間を惜しんでコンクールの行く末を追った時間が今、ここに、戻ってきた。スピンオフ短編集でも色んな天才の違う一面を見ることが出来たことが、この上なく嬉しい。菱沼が課題曲であった「春と修羅」を作曲するきっかけとなった『袈裟と鞦韆』はビール好きには堪らなかった。目で聴くことが多かったが、この短編に関してはホップの薫りつきで鼻でも楽しめた作品である。よきよき。2022/04/15

hitomi.s

110
蜜蜂と遠雷のスピンオフ。表紙がとても綺麗。スピンオフって、好きだなー。主役級やメインのキャラクターではないところにも、ちゃーんと物語があるんだってことを書き残してあるうれしさ。ありがたいことです。華やかな世界にも、日常が垣間見られたりして。なんと贅沢!。読み終えた直後に「これって、あれの続きでしょう?」とお土産で貰ったので、本棚に2冊並ぶ。スピンオフにすらならないけれど、わたしの本棚には、わたしの今日たち。自分勝手に、自分を喜ばす目印になるかな。2022/05/07

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

100
あの「蜜蜂と遠雷」のスピンオフとなる短編集。懐かしい登場人物達にまた会えたことも嬉しかったし、正直言って「え?誰だっけ?この人?」って言う人物にも光を当てている点も良かった。一番良かったのはコンクールの課題曲となった架空曲「春と修羅」を作曲した菱沼の話「袈裟と鞦韆」。あの曲にはそうした背景があって作曲されたのだと思うと感慨深い。「蜜蜂と遠雷」をもう一度先に読んでからこれを読んだ方が楽しめたなあと思う。後は個人的には明石さんの話も欲しかったなぁ。★★★+2022/04/25

Nao Funasoko

99
一つの作品を纏め上げる為に削ぎ落したり切り落とした断片、膨大な量のアイデアやメモ、登場人物たちが勝手に動き出してしまったかのようなイマジネーションの蓄積。それらのピースを再構築し、いくつかの新たな小さな物語が生まれる。素材の全てを余すことなく無駄なく上手に使う料理のような出来栄え。所詮スピンオフかもしれないが嫌いじゃないな。てか、好きです。2022/07/15

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