幻冬舎文庫<br> 果鋭

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幻冬舎文庫
果鋭

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  • サイズ 文庫判/ページ数 588p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344429017
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大阪府警の堀内は恐喝がバレて依願退職。民間に拾われるが、暴力団と揉めて刺され、左脚に障害が残る。収入はゼロになり、女には逃げられ…。そんなとき刑事時代の相棒、伊達が二十兆円市場と言われるパチンコ業界にシノギを見つけ、協力を求めてきた。警察、極道との癒着、不正な出玉操作―業界の闇に、堀内は己の再生も賭けて切り込む。

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。高校の美術教師をへて、83年「二度のお別れ」で第一回サントリーミステリー大賞佳作を受賞。86年「キャッツアイころがった」で第四回サントリーミステリー大賞、96年「カウント・プラン」で第四九回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)、2014年「破門」で第一五一回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

104
黒川さんと言えばノワール小説。「悪い奴ら」しか登場しない。不祥事で警察をクビになった元刑事の名コンビ、伊達と堀内のシリーズ第三弾。彼等が狙った今度のターゲットはパチンコ業界。出玉の遠隔操作に計数カット、果てはヤクザや警察との癒着。掘れば掘るほど臭いものが出てくる、出てくる。ほんま「右を向いても、左を向いても、出てくるのは悪党か狸ばかりや」と言うお話。ぽんぽんと大阪弁の軽妙な会話が小気味良い。黒川はん、相変わらずおもろいわ。まだまだ続くんやろなこのシリーズ。★★★★2019/11/07

🅼🆈½ ユニス™

76
[果鋭] とは決断力があり気性がすると言う意味らしい。堀内と伊達の名コンビにピッタシのタイトルだと思う。相変わらずスピーディーな展開で言葉のピンポンも愉快で骨に染みる面白さがある。夢中になって読んだ。黒川博行さんの作品は著者自身が経験した実話じゃないのか疑ってしまう位リアリティがある。堀内と伊達、ふたりの禍福に糾える縄の如し。個人的に★ファイブ❗️そもそもパチンコの面白さが分からない1人だったけど、これ読んでたら…尚且つ行くべきではないと!2019/12/21

papako

74
大阪悪徳警察シリーズ。あ、元警察ですね。単行本の時に第一章だけ無料で読んだので気になって。シリーズ一冊抜けてるからいろいろ想像して読んだ。パチンコの趣味はないけど、近所にはでっかいパチンコ屋ばかり。こんなことがまかり通っているのでしょうか。ICUに入って厭世的になってる堀やんに相変わらず嫁がこわくて美味しいものが好きな伊達。なんでも折にして、親しき中にも金があり。の二人。5時に晩ご飯食べたら、そりゃ腹減るわ。そんなに好きじゃない話なのにするする読まされた。2020/01/09

五右衛門

66
読了。相変わらず暴れ捲ります。スカッとするよりもやり過ぎててハラハラします。けれど金の匂いを鋭く嗅ぎ付け追い詰める。面白いです。けれどそこにはやくざ達が待ち受けておりやられっぱなしは見逃してくれません。2回も(お互い1回ずつ)やられました。普通なら引き下がるんでしょうが彼らは怯みません。思いっきりやり返しました。解説に次回作が新聞に連載されているそうです。怪我治して早く帰ってきてください。お二人とも。待ってます。2020/12/28

ピロ麻呂

39
堀内・伊達の元マル暴刑事シリーズ第三弾☆今回はパチンコホールと反社、警察との癒着を暴くシノギ。実際、IR問題での秋元議員の贈収賄は旬なニュースやし、やっぱりギャンブルを通じた反社会と政治家、警察の裏の関係は、絶対ドロドロしてるはず。悪い奴らを「攫い」、弱み聞き出して金を巻き上げる手法はワンパターンだけど気分爽快☆今回も楽しませてもらいました。2020/01/05

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