幻冬舎文庫<br> 告白の余白

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幻冬舎文庫
告白の余白

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  • サイズ 文庫判/ページ数 390p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344428072
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

高知で農家を手伝う北嶋英二の双子の兄が自殺した。「農地を祇園京福堂の清水京子に譲る」と書かれた遺書を持ち英二は京子を訪ねるが、彼を兄と間違い“失踪した恋人”との再会を喜ぶ姿に真実を伝えられない。ところが翌日、京子と職人の密会が発覚。京子は兄を愛していたのかそれとも―。ここは腹黒の街。美しき京女の正体を“よそさん”は暴けるか。

著者等紹介

下村敦史[シモムラアツシ]
1981年京都府生まれ。2006年より江戸川乱歩賞に毎年応募し、14年に『闇に香る嘘』で第六〇回江戸川乱歩賞を受賞。同作は「週刊文春2014年ミステリーベスト10」国内部門で二位、「このミステリーがすごい!2015年版」国内編で三位と高い評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

120
★★★★☆☆☆☆☆☆京都・祇園を舞台とした下村敦史の長編。4年ぶりに故郷に帰ってきた双子の兄・英一は、生前贈与を受けた直後に自殺する。遺書に〝土地を譲る〟と記された老舗和菓子屋の娘・京子を追って古都へ足を踏み入れた英二が知る兄の自殺の真相とは…。序盤の自殺以降事件らしい事件もなく、ほぼ会話のやり取りに終始する心理ミステリ。亡き兄に成りすます主人公にも兄のモテ設定にも違和感しかなく〝すべてが伏線〟と謳われた会話も都合よく喋らされている感が拭えなかった。京都の祭事や伝統芸能が詳しく描写されている点は良かった。2022/02/10

大阪魂

58
下村さんやからミステリーのはずやのに、誰も殺されやらへんやん?っておもてたら、まさかの京都弁ミステリー!伝統ある京都人の会話に隠された棘とか嫌味の中で真相を探り出すってお話やった!高知で農業手伝ってる英二が自殺した双子の兄・英一の死の真相探るため、英一になりすまして京都の和菓子の老舗「京福堂」の兄の元恋人・京子のもとへ!そこからは京都の腹黒さ?てんこ盛りの丁々発止の京都弁合戦!真・京都人、文化のええ勉強なったわー!解説は「京都ぎらい」の井上章一さん!真・京都人て京大いくのん毛嫌いしてはるんやねーびっくり!2023/01/04

yukision

52
自殺した双子の兄のことを知るために京都に行き,兄を装って真相を探る。京都は嫌いじゃないけど,ここで描かれる京都は異世界というか魔界みたいで怖かった。耳触りの良い言葉の裏に隠された本音を全て汲み取れそうにない。2019/11/21

なっち

36
いやいや、その設定は無理があるだろ~土佐弁も京都弁も読みづらく、時代も昭和の話?と思いきやスマホとか出てくるし、なんだかんだと気になる部分ばかりで全く肝心の謎に心動かされない。京都という土地が、伝統と歴史を重んじる場所ということはわかるけど、そんな腹の探り合いばかりしているのがホントならそれこそ『京都ぎらい』にもなるわ。2019/03/21

harin

35
風来坊だった兄が突然帰省し、実家の農地の生前贈与を申し込んできた。兄が農地を遺したかった女性・清水京子とは何者か。双子の弟である主人公は秘密を探るべく、京都へ向かう。 古都の歴史に根付いた人間関係が織りなす京風ミステリー。「よそ」から見た京都や京女と、実際の本質は違っていて興味深かった。下村さんは京都出身。どんな気持ちでこの作品を…(笑)2019/06/15

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