内容説明
マラサダ、フリフリチキン、カバ汁…ロコフードの洗礼。大豪邸の裏庭での幸せなフラ修業。火山でパワーチャージ。同い年のパワフルなガイド・クミコさん。剛毛マイケルのロミロミマッサージ。十二年ぶりに訪れたハワイ島で出会った、いろいろな“アロハ魂”。さりげない発見と驚き、そして温かな笑いに満ちた、ハワイ島をめぐる旅エッセイ。
目次
アロハのはじめに
ヒロへの道
ヒロに到着
ヒロの朝ごはん
アロハシャツ
カバとツナミとマンジュウ
スパイダーロールとおとうさんのとんかつ
ワッフルとファーマーズマーケット
フリフリチキンと幸せのフラ屋敷
ボルケーノ見学
やさぐれジョーバ
ヒロからコナへ
ロスト・イン・ザ・ゴルフ場
マイケルにロミロミされる
ルアウ・ショウ
アフイホ・ハワイ
著者等紹介
小林聡美[コバヤシサトミ]
1965年東京都生まれ。女優。82年、映画「転校生」で初主演。その後、ドラマ「やっぱり猫が好き」などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
136
小林聡美さんの一冊まるごとハワイの旅を綴る一冊です。私はハワイに行ったコトがないので、なかなか情景がストライクに浮かばず、想像を働かせての読書となりましたが、行ったコトがある方が読むと、きっと面白さは倍増するんだろうなと思います。それでも合間のページに登場する風景写真はどれもステキな眺めで、小林さんご自身も映ってる画像もあり、とても'楽しんでる'感が伝わります。しかし、あくまで個人的にですが、やっぱり私はそれほどハワイには関心を示すコトができないまま、読了してしまったコトが非常に残念でなりませんでした。2019/11/08
kumicom
62
ただただ単純にハワイに行きたくなります。前半は食べ物の話が満載で、グルメエッセイ読んでるのかな、と思うほど。どれも「食べたい!」と思ってしまう美味しそうな描かれ方。フラも馬に乗ってトレッキングも高級リゾートもロミロミもいつか体験してみたい!短時間でするっと読めちゃうエッセイが、ハワイ=ホノルルくらいのイメージしかなかった私に、ハワイのいろいろな表情を見せてくれました。やっぱり小林さんの飾らない文章好きだな。このエッセイ、2009年発行なんですね。今、津波博物館に行ったら感じることがまた少し違うだろうな。2015/04/13
美登利
62
久しぶりの聡美さんの旅エッセイ本。私はハワイ行ったことないうえに、かなり観光客も少ないらしいヒロという町での滞在。のんびりと流れる時間と空気。人生でのご褒美として、何だかとても行きたくなりました。雰囲気は聡美さんにぴったり合っていると思います。彼女と言えば、フィンランドのイメージが強いですけどね。それほど、爆笑するような内容ではありません。のほほんとした気分に浸れます。2014/07/04
mr.lupin
36
今年の年初に女優の小林聡美さんの、メキシコ旅行記を読了して面白かったから、今度はハワイと言う事で手に取ってみた一冊。冒頭にもあったが、ハワイと言うと芸能人が正月を過ごしたり、日本語が通じるお手軽な外国のイメージがあるが、今回小林さん達が訪れたのは、もう少しマイナー?なハワイのエッセイだった。全体的にゆったりとした気分でハワイを充分に楽しむ事ができた作品だった。⭐⭐⭐⭐★2023/07/07
野のこ
36
面白かったです。縁にホイップクリームがぐるりと盛りつけた残念なワッフル、スパイダーロール…蜘蛛?とか一緒に突っ込んで楽しかったです。長老エンドウさんのお父さんとんかつ!!には笑った。そして大食いで明るいクミコさんには元気をもらいました。小林さんがフラを踊る写真はとても素敵。欲を言えば、イケメンオレンジ屋さんの写真をカラーにしてほしかったです。2017/07/18