内容説明
深夜のビルの屋上に、管弦楽の演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる…。白川琴音が所属する大学の極秘サークルは、自殺する者を何人も、音楽で見送ってきた。がある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、美人指揮者の真理乃が豹変。演奏を聴いた者は死なねばならない!?―。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年東京都生まれ。デビュー作『リアル鬼ごっこ』は、発売直後から口コミで評判となり、一一五万部を超える大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ~や
21
過去に読了。
くら
14
怖いきれいな話。2023/08/06
鍵ちゃん
13
深夜のビルの屋上に管弦楽の演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に演奏しついた女たちが群がる…。白川琴音が所属する大学の極秘サークルは、自殺する者を何人も音楽で見送ってきた。がある日、自殺志願者か、「やっぱり死ぬのをやめる亅と言った途端、美人指揮者の真理乃が豹変。演奏を聴いた者は死なねばならない!?これは完全に殺人だな。2020/11/13
イズム(清瀬泉夢)
12
すごく久々に2時間以上の空き時間ができたので手軽に読めるので山田作品を読んでみたのですが、山田作品の中では、自分的に面白かったですね。ストーリーもなかなか良かったですし、変な説明くさい文章もなかったし、比較的入り込めた作品かなぁ・・・。手軽に読めたし、それなりに楽しめたので、さくっと読むにはいいかもしれないです。ただ、あまり心に残るものはないので、あくまでエンターテイメントと考えて読むのがいいかもしれないですね。2014/09/27
ゆるるん
11
山田悠介さんの本です。相変わらず読みやすいです!軽く読むにはちょうどいい本でした。人生に絶望している人を自殺へと導き、その死を6人の音楽で見送るチームのお話。それがたった一つの糸のもつれから、崩壊へと至りそれが次第に狂気へと変わっていく。本当に狂っていたのは誰なのでしょうか。2014/03/16