幻冬舎文庫<br> 審理炎上

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幻冬舎文庫
審理炎上

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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344417427
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新人弁護士・水戸裕介のもとへ、損保会社に事故死した夫の巨額の損害賠償を求める妻が訪れる。訝りながらも弁護を引き受ける水戸だが、やがてその妻に夫殺害の疑いがかかり…。法廷を舞台に渦巻く陰謀、緻密な頭脳戦、あぶり出される巨大損保の闇。奔走した水戸が辿りついた許されざる真実とは?現役弁護士が描く迫真のリーガル・サスペンス。

著者等紹介

加茂隆康[カモタカヤス]
1949年生まれ。中央大学法学部卒。弁護士、作家。交通事故の専門家としてテレビ、ラジオ等でも活躍。2008年『死刑基準』で文壇にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やじかな

6
警察小説はたくさん読むけれど、弁護士が主人公の小説はほとんど読んだことがなかったので、面白く一日で読了してしまいました。この未亡人、何か裏があるんじゃないの?と思わせておいて、本当に何もないただの未亡人だったという、そこはオチもなく(笑)。相手弁護士と保険会社の悪事を暴いていくお話ですね。これ、続きがあるのかな。水戸弁護士の成長物語として読めばそれなりに面白いと思います。2016/05/16

K2

6
保険会社の支払い漏れ等が、世間を騒がせていた頃の作品かとは思うが、ストーリーにかなり無理がある。2016/01/21

ぴー

4
料理に例えると「法律実務書のサスペンス和え」といったところ。作者が元弁護士だけあって、裁判書類や裁判の記述が細かくて面白い。(内容はわかりやすく書き直されているが) 作者のあとがきにもあるように、弁護士の夢がたくさん詰まってる。作者自身が損保にかなり苦しめられたんだろうなとうかがわせる恨み節もたっぷりで、ちょっとクスッとしてしまう。実務と夢のギャップが極端なので、サスペンス和えではなくて、サスペンスになったころにまた読みたい作家さん。法律に関係ないところの文の方が滑らかで心に語りかけるものがあった。2016/01/20

やまた

3
なんだろう。本当に、弁護士の夢物語という感じだった。物語としては全然入ってこなかった。最後になって死んだ旦那の善人ぶりをわざとらしく紹介されたりしていて、なんのために?という感じだけが残った。たまに行く本屋さんでオススメ棚・オススメ帯付きだったので買ったんだけど、これならばあの本屋わたしは合わないな。。。2016/02/27

nanako

3
「水戸黄門」みたいな感じ?でした。2016/02/20

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