内容説明
人気ホラーゲームのイベントで鄙びた遊園地に招かれた芽衣ほか六人は、試作中の体験型ゲームに挑戦。しかしそれは閉鎖空間での強制殺戮だった―。同じ頃、芽衣の姉・春香は友人の絵里、優子と船旅に。船上、絵里は手にした、現実を変えるゲーム機のリセット機能で、かつて自分をいじめた優子を何度も殺し復讐する。春香はクリアを試みるが…。
著者等紹介
福谷修[フクタニオサム]
1967年名古屋市生まれ。脚本家、映画監督。2006年、『最後の晩餐』(映画・脚本・編集)で、スコットランド国際ホラー映画祭“Dead by Dawn”にて準グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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椎奈
16
≪2014.0212図書館≫ホラー系ということで。春香・芽衣の二人の君島姉妹が巻き込まれる船・遊園地での強制殺戮ゲーム。思っていたより怖くなかったけど、ストーリーは意味深だしグロいし救われない。でもすーっと物語が入ってくるから暇なときにはおすすめ。もう一つ出てるトワイライトシンドロームも気になったので、あったら借りてみようと思う。この人が脚本家・映画監督だったことは友達の指摘で判明。笑2014/02/16
さといも
12
「トワイライト・シンドローム〜都市伝説〜」よりはこちらの方が良かった。何より内容が分かった。 デットクルーズの方、主人公のいい人ぶりにイライラ(仲が悪い友達同士を仲直りして欲しいって一緒に旅行するってアホじゃないの?自分の事だけじゃない。) デッドゴーランドの方はなんか物足りないような気がして。 でも、良い。内容がすんなり分かったから。前より全然良い。2021/10/05
BUBI
12
「デッドクルーズ」が面白かったです。何度でもリセットできる、というのは確かに死んでも生き返ってやり直せるということなのですが、その度に無残に殺され死の恐怖を味わされるということに他ならず。何度リセットしてもその世界に閉じ込められていることは変わらないわけで、脱出するにはゲームをクリアするしかない、と思ったら…。いいテーマなのでちょっともったいない。このテーマだけでももっとすごい話になりそうなのですが。「デッドゴーランド」はよくある「この中の誰が生き残るか?」という話。こっちはあまり面白くなかったな。2016/07/18
よしりん
2
全く救いのないお話。2014/04/24
Ooka
1
これは。設定は悪くないのに何がなんだか。。2022/07/11