内容説明
廃墟の旧校舎がある桐塚高校に瑞希が転校直後、同級生一人が死に二人が失踪する。校内では正体不明の“ナナシ”からのチェーンメールが出回っていた。噂どおり三人はナナシに誘われ丑三つ時の旧音楽室でコックリさんをしたのか?「オクジョウデマツ」ナナシに呼ばれた瑞希は失踪した恵のケータイを発見。履歴には何が!?最恐心霊ホラーゲーム原作。
著者等紹介
福谷修[フクタニオサム]
1967年名古屋市生まれ。脚本家、映画監督。2006年、『最後の晩餐』(映画・脚本・編集)で、スコットランド国際ホラー映画祭“Dead by Dawn”にて準グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さといも
13
この本、いつ読んだのか忘れたんだけど、去年か、今年なのは確かなのだけど、「トワイライト・シンドローム デットクルーズ/デッドゴーランド」を読む前にもう一度読むかと思って読んでみたけど… 全然意味分かんない。読み直しても分かんない。主人公にイライラしてくる始末。なんで何度も怖い思いをする方を選択する?そうしないと物語にならないと分かっているけれども。 ゲームもこんなにつまらなかったっけ…と、自分のゲームの記憶さえ疑ってしまう本でした。2021/10/03
ともかず
6
最初から最後までハラハラドキドキしながら読めました。ホラーというほど怖さは感じず、どちらかといえばストーリーの展開が気になり、読み進めていました。そういう意味ではサスペンスホラー?に感じました。ラストシーンは、まぁホラーにありがちな終わらない恐怖ってやつですね。怖いのは嫌だけど、しっかりしたストーリーを読みたいという方にオススメです。2015/01/28
りゃん
4
うーん、何がどうなったか、さっぱりわからない。2014/03/23
clover
3
無理矢理感があるせいか、怖いながらもどこかつまらなさが残る作品でした。2016/03/14
青い向日葵ෆ*
3
瑞希は高校の転入直後からの、クラスメートの失踪事件から何かと心霊に纏わる出来事に巻き込まれる。校内では謎の差出人、『ナナシ』からの都市伝説に纏わる不気味なチェーンメールが出回り…。深夜のコックリさん、神隠し、ひとりかくれんぼ、ストーカー事件などなど本当に怖さを感じた。夢中になれ読めちゃうが結局、ナナシの正体が謎なまま後味悪く終わってしまった。最初の話の、看護師と狐のエピソードは良かった。2009/10/10