内容説明
十年をともに歩んだパートナーの盲導犬が引退する日、それまで毅然としていたユーザーは犬を抱きかかえて泣き崩れた。人に捨てられた犬が、聴導犬として新しい家族に迎え入れられたとき、皆に笑顔をもたらした―。出会い、そしていつか必ず訪れる別れを通して、犬と人間との強い絆を伝える、人気TV番組から生まれた、五つの感動の物語。
目次
第1章 うちに犬がやって来た(鈴木家とラブ、そして大樹くんの成長)
第2章 犬と歩く人生(北海道盲導犬協会の四季その1)
第3章 そして華は家族になった(加藤晴彦の愛犬しつけ奮闘記)
第4章 捨て犬たちと繋がれる絆(犬たちを癒し、犬たちに癒される)
第5章 犬たちの出会いと旅立ち(北海道盲導犬協会の四季その2)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akira Kamioka
2
『動物奇想天外』という番組名はよく知ってるけど番組はあまり見たことがなかった。でもこの本で見るかぎりでは良い番組を作ってるのかなと。。。ただ加藤晴彦やスタッフの動物嫌いへの批判はいらなかったかな…動物嫌いはこの本読まないだろうから。2012/06/11
えのもと
1
コロナ渦のペットブームで読んでおきたい本。「犬の仕事ができて嬉しいという自分の気持ちよりも、犬の気持ちのほうを大事にしたい(P71)」この精神を欠いた自己中心的な人間が増えないことを願います。2020/09/29