幻冬舎文庫<br> 工学部・水柿助教授の日常

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幻冬舎文庫
工学部・水柿助教授の日常

  • 森 博嗣【著】
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  • 幻冬舎(2004/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344405882
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

水柿小次郎三十三歳。後に小説家となるが、いまはN大学工学部助教授。専門は建築学科の建築材料。よく独身と間違われるが、二歳年下のミステリィ好きの奥さんがいる。彼はいつしか自分の周囲のささやかな不思議を妻に披露するようになっていた。きょうもまた、あれが消え、これが不可解、そいつは変だ、誰か何とかしろ!と謎は謎を呼んで…。

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。某国立大学工学部助教授にしてミステリィ作家。96年『すべてがFになる』(第一回メフィスト賞受賞)でデビュー。同作に始まる『犀川・萌絵シリーズ』全十作が爆発的ヒット、一躍人気作家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

183
小説ともエッセイとも判断しかねる奇妙な本書。内容は思いつくまま気の向くまま、取り留めのない日々雑感と云った趣で、建築学科の助教授水柿君の日常に起こっていることにミステリの種は結構あるんじゃないの?と書き連ねている体の話である。しかし話が進むごとにミステリ風味も薄まり、どんどん水柿君と森氏が同化していく。これは水柿君の日常としながら、N大学の建築学科の教授である作者自身が助手、助教授時代に経験した大学生活の思い出話、エピソード集なのだろう。結論。水柿君の日常は「すべてが森になる」だ。2018/05/18

aoringo

91
Mシリーズ。N大学工学部助教授の水柿君と、その奥様ミステリ好きの須摩子さんのつれづれなる日々。独特の森博嗣節に翻弄されるので、人によって好き嫌いが別れると思います。日常の謎解きを期待したけど、これも作者の気が向くままという感じで謎だけ提示されて未消化だったりする。すっきりとはしないけど、著者こだわりのユーモアが私は好きです。誰にでもお勧めはできないけれど...2021/08/11

セウテス

80
【工学部・水柿助教授】シリーズ第1弾。本作って作者森博嗣氏の、国立大学の助教授時代をエッセイとして書くのではなく、小説風にした作品なのだろうか。主人公の大学助教授水柿氏の日常を、ちょっとミステリを交えて描いているが、彼を取り巻く人間関係にホッとする。水柿&奥さんの須摩子さんで、M&Sシリーズって呼べなくもないが、敢えて狙った設定だろうね。有名作家になったのに、同人誌を何とか発行出来ました、そんな感触。現実の生活ってこんなもの、そうそう事件が起きて謎解きが在る訳ではないが、そんな生活からミステリが生まれる。2020/09/03

Rin

64
電子書籍。隙間時間に、息抜きにと読み始めると、ついついあっちにこっちにと脱線しまくる話のその先が気になってしまう。当たり前を疑い、試験に試験勉強からカンニングへの意見は思わずなるほど!と同意したくなる。奥さんの趣味と日常、結婚式の認識からミステリについてと話は進む。実験の話も止まらない。水柿助教授の趣味の話もどんどん進む。エッセイだよね、と思うと小説だと念押しされる。大学の頃から身近にあるたくさんのミステリを聞かせてもらったので、水柿助教授がミステリ作家になる最大のミステリまで追いかけていこうと思います。2019/04/28

KAKAPO

57
まるで森先生の落語を聞いているような、ある意味、粋な作品でした。主人公である水柿助教授は、犀川先生のような天才ではありませんが、人並みとは言えない拘りを持って暮らしています。そしてその世界では読者のために暴かなければならない事件が起こることもなく、穏やかな時間が流れています。一般的にこの手の作品は、商業的な成功は望めないのでしょうが、なんと1268登録されています。γを読み終えた9/27から読み始めて読み終わるまで3週間もかかったのは、この本を開く時、私が慌しい日常から解放されていたからかもしれません。 2016/10/18

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