内容説明
株式投資にハマり、ITバブル崩壊で地獄を味わい、作った借金が1800万円。「これは自分への罰なんだ」と思って、始めた仕事が“出張ホスト”。昼は某一流化粧品メーカーで働きながら、夜になると女性に抱かれる日々。寂しい人妻、広告代理店の美人プランナー、変態セックスを要求する夫婦…。いまだかつてない衝撃の告白記。
目次
宇都宮からきたホステス
勘違いの後始末
何回もセックスを求めるソープランド嬢
大阪から来た美術教師
赤いメルセデスの女
夫の不能に苦しむ社長夫人
早すぎた結婚に後悔している女性
処女を捨てにきたOL
自分の彼女を抱かせる男
初めて男を買う女性実業家〔ほか〕
著者等紹介
一条和樹[イチジョウカズキ]
1968年神奈川県生まれ。大学卒業後、某一流化粧品メーカーに就職。趣味で始めた株式投資で大儲する。しかし、ITバブル崩壊で資金の全てを失い、1800万円の借金だけが残ってしまう。以来、返済のため出張ホストの仕事に励む日々が続いている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
23
いろいろな事情があることを知りました。多くのホストさんの話を集めて編集したのでしょうね。2015/03/13
3
★★☆☆☆ 借金を返すために昼はサラリーマン、夜は出張ホストとして働く話。淡々とした作風で文章も簡単すぎて物凄く味気ない。物足りない。エロも説明でしかなく詳細な描写がされてないから全然エロくない。ただ世の中には色んな女性がいるのだなと勉強にはなったかな2018/11/24
せいなかいじゅう
3
印象深い女性との体験を淡々とつづっている。それだけなのに、内容が非現実的で引き込まれる。面白かった。2015/04/29
ashigaru99
3
「みんな必死なんだ。寂しさで心まで凍ってしまわないように、一生懸命あがきながら生きているんだ」P.203 著者は女性客が持つ寂しさへの想像力がある。しかしそれと同時に、50代の女性と無理に勃たせては萎え勃たせては萎えしつつ性交してる際に、一体何をやっているのだろう、と思うなど自分の気持ちに対する素直さもある。そこがいいと思う。お薦め。2011/04/03
mackane
2
出張ホスト、今後はもっと増えるだろう。一顧客につき一つのエピソードでさらっと読める。物語として楽しむことはできるが、もうちょっと詳細な情報やグロテスクなリアルが知りたかった。2011/09/23