柩の狩人

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  • サイズ 46判/ページ数 644p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344045835
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

真実は、死体だけが知っている。
新宿歌舞伎町のビルが崩落。
現役刑事、元暴力団員、中華系マフィア、氏名不詳の女……。
あの日、犠牲者たちは何をしていたのか?

老朽化したビルが突如崩落。その夜、歌舞伎町に轟音が響いた。死者10名、負傷者8名。未曽有の大惨事の中、警視庁は二人の遺体の特定に難航する。それは、背中に虎の入れ墨のある男と、名義の異なる複数の会員証を持つ女だった。
二人の身元特定を頼まれた新宿署の佐江は、死者の中に後輩刑事・滝の名を見つける。だが池袋分駐所に配属される滝が、現場にいたことに違和感があった。彼はここで何をしていたのか?
同じ疑問を持った滝の元妻の秋絵と共に、佐江は犠牲者たちの足取りを追う。すると、18年前に起きたある未解決事件と滝との繋がりが発覚。死者の中に未解決事件の関係者がいたのではないか――。捜査は予期せぬ方向へと転がり始める。


【目次】

内容説明

老朽化したビルが突如崩落。その夜、歌舞伎町に轟音が響いた。死者10名、負傷者8名。未曽有の大惨事の中、警視庁は二人の遺体の特定に難航する。それは、背中に虎の入れ墨のある男と、名義の異なる複数の会員証を持つ女だった。二人の身元特定を頼まれた新宿署の佐江は、死者の中に後輩刑事・滝の名を見つける。だが池袋分駐所に配属される滝が、現場にいたことに違和感があった。彼は何をしていたのか?同じ疑問を持った滝の元妻の秋絵と共に、佐江は犠牲者たちの足取りを追う。すると、18年前に起きたある未解決事件と滝との繋がりが発覚。死者の中に未解決事件の関係者がいたのではないか―。捜査は予期せぬ方向へと転がり始める。新宿署の一匹狼が、”柩”に葬られた謎を追う。予測不能。極上のノンストップ・エンターテインメント!

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年名古屋市生まれ。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞(長編部門)、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』、07年『狼花 新宿鮫9』、12年『絆回廊 新宿鮫10』で日本冒険小説協会大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞。22年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

168
大沢 在昌は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。6年ぶりの『狩人』シリーズの新作、637頁の長編、少し冗長ではありますが、楽しめました。『狩人』シリーズも、まだまだ続きそうです。 https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344045835/2026/06/25

パトラッシュ

159
大沢作品は『新宿鮫』シリーズとそれ以外でイメージに落差が大きい。前者がダークかつシリアスなのに対し、後者は妙に明るくユーモアすら感じる。有能だが周囲に避けられ孤影の濃い鮫島に対し、他の主人公は単独捜査をしていても理解ある上司や友人に恵まれているためか。狩人シリーズの佐江警部補は典型例で、冴えない容姿ながら頭が切れて捜査能力が高いので、面倒な事件は「彼ならば」と頼りにされる。事故被害者の身元探しから始まって裏の世界で生きる面々の過去が暴かれる本作でも、少年ジャンプ的な友情・努力・勝利の匂いがしてしまうのだ。2026/06/26

タックン

104
狩人シリーズ。歌舞伎町の老朽化したビルの崩落で18名の死傷者が出て、その中で3名の身元不明の死者を巡って新宿署・佐江が調査・捜査を行う物語。中国と暴力団との麻薬取引の不正資金・北朝鮮絡みのスパイ事案・過去の無差別殺人事件事案が絡み複雑な事情や登場人物が多くて頭がこんがらがったが、文章が読みやすいし先が気になって意一気読み。 もっと中国・北朝鮮問題が複雑に絡んで公安事案になる伏線だったが意外とあっさりしてた。佐江の1匹狼での大活躍は爽快だが、リアルとの乖離が大きすぎて面食らった。2026/09/27

R

67
ハードボイルド。歌舞伎町で起きた事故を発端にして、公安や殺人も絡む事件に発展していくサスペンス。次々と話が展開していくので、追っかけたくてあれよあれよと読まされてしまった。今のご時世ヤクザも大変だなという憐憫もあるが、現代に起きた昔のような事件といってもいいような、金と暴力の話しでもあり、捜査も登場人物も古いままといってもいいクラシカルさが安心して読めて、とてもよかった。2026/07/15

hirokun

62
★4 久しぶりの大沢在昌さんのシリーズもの。新聞連載小説の為か600ページを超える長編だが、内容に引っ張られて最後まで読み通した。このシリーズは過去に読んだ事があると思うのだが、登場人物のキャラクターについてはあまりよく覚えていなかったが、今回の作品を読むだけでもよく理解できた。外は雨が降っているためウォーキングもままならず、エンタメ小説で時を過ごす。2026/06/26

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