出版社内容情報
毎日おいしくごはんが食べられるように。
心地よく眠れるように。
どこも痛くないように、苦しくないように。
さんぽ嫌いで食べることが大好き! そんな豆柴センパイの“介護生活”が始まったのは14歳頃。それから4年余りをかけての、紆余曲折ありつつも見事なランディングまでの愛おしい日々――。切なくもすがすがしいエッセイ。
老犬のかわいさは、日々積もる。
今を生き、生きるだけ生き、そしてそのときが来たら潔く旅立つ。
足元がおぼつかない、目が見えづらい、椅子の下にハマる、深夜の「グル活」と絶叫、トイレの自由化と紙パンツ、車椅子暮らしに流動食……。目まぐるしく変化するセンパイの様子にあたふたする人間たち、それを生ぬるく見守る弟猫のコウハイ。60代で認知症を患い早く逝った母や、脳梗塞で倒れ車椅子で生活する父の介護とセンパイを重ねつつ、工夫を凝らして、人もセンパイもコウハイも、ゆるゆるご機嫌、ときどき涙な日々。
内容説明
毎日おいしくごはんが食べられるように。心地よく眠れるように。どこも痛くないように。苦しくないように。老犬のかわいさは、日々積もる。さんぽ嫌いで食べることが大好き!そんな豆柴センパイの“介護生活”が始まったのは14歳頃。それから4年余りをかけた見事なランディングまでの、ゆるゆるご機嫌、ときどき涙な日々―。
目次
第1章 14歳まで(センパイ、そしてコウハイ;7歳の手術で厄落とし ほか)
第2章 15歳(はじめての絶叫;ミルミル水を飲む ほか)
第3章 16歳(介助から介護へ;発作を起こす ほか)
第4章 17歳(17歳おめでとう;お客さんは久しぶり ほか)
第5章 18歳(俳句があってよかった;18歳になりました ほか)
著者等紹介
石黒由紀子[イシグロユキコ]
エッセイスト。栃木県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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