ムスコ物語

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ムスコ物語

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  • サイズ 46判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344038196
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

国籍?いじめ?血の繋がり?受験?将来?は?なんだそりゃ。

「生きる自由を謳歌せよ!」


『ヴィオラ母さん』で規格外の母親の一代記を書いた著者が、母になり、海外を渡り歩きながら息子と暮らした日々を描くヤマザキマリ流子育て放浪記。

●いじめっ子のところに押し掛ける●エリート学校こっちからお断り●一緒に遊ぶ。むしろ自分の方が遊ぶ●宿題で寝られないような学校はやめちまえ!……

『ヴィオラ母さん』で規格外の母親の一代記を書いた著者が、母になり、海外を渡り歩きながら息子と暮らした日々を描くヤマザキマリ流子育て放浪記。
ムスコによる「ハハ物語」も収録


「息子にとってこの世で誰よりも理不尽でありながらも、お人好しなほど優しい人間である母ヤマザキマリ。そんな母のおかげで国境のない生き方を身につけられた私は、おかげさまでこれから先も、たったひとりきりになったとしても、世界の何処であろうと生きていけるだろう。」――山崎デルス(ムスコ)

内容説明

国籍?いじめ?血の繋がり?受験?将来?は?なんだそりゃ。『ヴィオラ母さん』で規格外の母親の一代記を書いた著者が、母になり、海外を渡り歩き息子と暮らした日々を描くヤマザキマリ流子育て放浪記。

目次

ハワイからの電話
おかえりデルス
ナシーブとデルス
イルカと少年
キューバの赤ちゃん
ババとチェロ
新しい家族(前編)
新しい家族(後編)
沖縄生まれ北海道育ち
エリート校か現地校か
トムに会いたい!
家族のカタチ
デルスの旅
親離れ子離れの距離感
息子の看病
ラーメンかタコかお坊さんか
思い通りにはならない
地球の子供

著者等紹介

ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
漫画家・文筆家。1967年東京都出身。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機に、エジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年に『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年にイタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。21年に第1回兼高かおる賞受賞。東京造形大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

315
ヤマザキ マリは、新作(但し、漫画以外)中心に読んでいる作家です。タイトルから私小説かと思いきや、息子を巡るエッセイでした。オススメは、表紙に描かれた人工ヒレのイルカに会うために、美ら海水族館を訪れたエピソードです🐬 これまでの世界の経験や才能に溢れた、ムスコ 山崎デルスに幸あれ!2021/10/09

bura

99
ヤマザキマリは相変わらずバイタリティがある作品を生み出し続けている。本書も「ヴィオラ母さん」で描かれていたお母さんの素晴らしさと同様、異文化の中で成長してしていく息子を主人公にしたエッセイである。とても面白く、息子の生き方、考え方は母や祖母(父親も)の独特の感性や行動力がベースになっていると思われる。いい息子だ、家族がああだから色々あきらめもあっただろうけど、プラス思考で人生を進んでいる。君に幸あれ!と言いたい。今回はけっこう「息子自慢」も入っていたなあ。母親目線は仕方がないよね。2022/10/30

どんぐり

94
ヴィオラ母さんと対を成すヤマザキマリのムスコ物語。息子デルスにとっては、「明日は何が起こるかわからない」ハハ物語である。デルスの名の由来は、黒澤明監督の映画『デルス・ウザーラ』の大自然の中の狩人の主人公のように、「ひとりでも生きていけるように、誰にも頼らなくてもいいように」という思いから名づけられた。キューバで身ごもり、未婚のままフィレンツェで産み、その2年後に日本に里帰り。11年にも及ぶ貧乏留学・同棲生活を経ての帰国だった。それから4年後、ヤマザキマリは20歳のイタリア人と突然結婚することになる。→2023/01/18

ネギっ子gen

93
『ヴィオラ母さん』著者による、ヤマザキマリ流子育て放浪記。巻末の息子視点の「ハハ物語」が実にナイス! チェロの話が面白かった。シングルマザーで帰国した娘に「仕方がない。孫の代までは私の責任だ」と告げる祖母は、孫に楽器の英才教育を課す。著者は、自分の過去もオーバーラップして、デルスに「無理してやらなくていいんだよ」と忠告。そして後年、デルスは言う。<ママはやめろやめろってやたらと煩かったけど、僕はババが自分の演奏を褒めてくれるのが結構嬉しかったんだよ>と。うーん……。左様に、親の思いと子どもの思いは……。⇒2021/10/20

TakaUP48

83
あのヴィオラ母さんに育てられ、旅に行かないと死ぬという規格外の母親のムスコ記録。10歳の息子デルスの美ら海水族館の人工尾びれのイルカに会いたいという思いを、即座に実行する家族。キューバ産で、血の繋がらない父と世界移動を度々断行する母が家族。5カ国を移住してきた息子の「ハハ物語」が良かった。帰属に縛られない物事の考え方は自分の唯一の長所と知り、母の理不尽のありがたみを感じたという。母の優しさは、理想のようなものを押しつけてこなかったこと。自分の意志で旅に出たデルスは、旅が純粋に楽しかったという。DNAか?2022/03/23

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