とんでもない甲虫

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とんでもない甲虫

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  • サイズ A5判/ページ数 79p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784344034822
  • NDC分類 486.6
  • Cコード C0072

内容説明

とげとげ、もふもふ、まんまる、くしひげ、くびなが…毛深い!?飛べない!?昆虫の概念がひっくり返る279。『ツノゼミありえない虫』『きらめく甲虫』につづく、すごい虫の世界。

目次

パンクな姿の平和主義者―とげとげの甲虫
丸まるタイプと丸まらないタイプ―マンマルコガネ
その毛はなんのため?―もふもふの甲虫
文を落とすだけじゃない―オトシブミ
葉上の宝玉―ズングリハムシ
アリが造った彫像―ヒゲブトオサムシ
パートナー探しのアンテナ―くしひげの甲虫
異型の丸いものたち―クワガタコガネ
そっくりさんの百鬼夜行―軍隊アリの行列にいるハネカクシ
変態すぎる生活―ツチハンミョン〔ほか〕

著者等紹介

丸山宗利[マルヤマムネトシ]
1974年東京都出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。国立科学博物館、フィールド自然史博物館(シカゴ)研究員を経て2008年より九州大学総合研究博物館助教、17年より准教授。アリやシロアリと共生する昆虫を専門とし、アジアにおけるその第一人者。国内外での昆虫調査で数々の新種を発見している。研究のかたわら、さまざまな昆虫の撮影もおこなう

福井敬貴[フクイケイキ]
1994年福島県出身。2016年、多摩美術大学彫刻学科卒業。19年、同大学院彫刻専攻卒業。学生時代はおもに甲虫をモチーフとした鋳金作品を制作。幼少期より虫をはじめとする生き物全般に強い興味をもって育ち、採集や標本の蒐集活動をおこなう。昆虫標本の展足技術が高く評価され、コレクターや研究者からの依頼が殺到。今では年間数千頭の標本を展足している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

106
甲虫という昆虫の世界は深いことを知る。タイトルの「とんでもない」は著者の褒め言葉だという。甲虫と言うとカブトムシやカナブンがメジャーだが昆虫は100%が知られているうちのその40%が甲虫だ。気づかないところで甲虫に接しているのだろう。珍妙な形のものからメタリックなものパターンが芸術的なもの、フンコロガシ似仲他ほか。昆虫標本マニアには垂涎のものもあることだろう。著者にはツノゼミについての本もある。知らない世界を探求したいと思っている方におすすめしたい。(虫嫌いはダメかも)図書館本2022/05/15

18
つづけて。ゾウムシちゃんはそんなクソながい首の先にちっちゃく目と触角がついてて、なんかの不意にそこが折れたらどうすんのさ…。いや死んじゃうけど、いいのかよそれで…。メクラチビゴミムシの名称についての議論については昆虫学者のみなさんがほぼ肯定派なので、まあ、旭日旗やお寺の卍と同じレベルの問題だしなあとは思ってたけど、この本でその上をゆく「ハラボテメクラチビシデムシ」(えさのない洞窟で幼虫を育てるため、巨大な卵をひとつだけ産むので腹がでかい)という存在を知ってしまい、ううむとなってしまったのであった。2019/08/24

すぱちゃん

10
これはすごい!奇っ怪な甲虫だらけです。展足したロクロクビオトシブミ、初めて見ました。私的には、蟻や白蟻の巣にいる甲虫が興味深く、きらびやかな甲虫よりも好きです。著者の丸山宗利氏は、好蟻性甲虫、好白蟻性甲虫の研究者だけあって、力が入ってました。2019/09/09

やま

8
世界にはいろいろな甲虫がいるもんです。首の長いゾウムシなんか、どうやって生活しているのかと思ってしまします。虫の中でもゾウムシが一番好きという方が見えましたが、ちょっと気持ちが分かる気がしました。写真を見るだけでも虫好きには楽しい本です。2019/09/11

yamakujira

5
読むというより見る本だね。不思議な造形の昆虫をカラー写真満載で見せてくれる。少ない文章も、不思議な生態を教えてくれて、昆虫という生物の進化の妙に感嘆するばかり、マオウトゲトゲテントウダマシとかカイエンツヤマンマルコガネとかライオンコガネとか、見入ってしまう虫が次々と登場して、虫屋じゃないのに一度は手に取ってみたくなる。著者の専門だから、ヒゲブトオサムシ、ハネカクシ、ゴミムシダマシ、アリヅカエンマムシと、アリやシロアリと同居する虫が多いのはご愛敬か。深度合成法という撮影技術も感心する。 (★★★☆☆)2020/02/23

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