内容説明
新しい元号が万葉集の巻五から採られました。「令和」という元号には、平和への思いが込められていると思います。「万葉集のことば」を学ぶということは、日本語の伝統のよき理解者になるということです。「令和」に込められた、おだやかな日を寿ぐ一三〇〇年前の先祖たちの思い。万葉ことばで自分の心も人の心も耕したいものです。45首195語を平易に解説。
目次
第1章 ずっと伝えていきたい美しいことば
第2章 ことばに表れる万葉びとの心もよう
第3章 ほんのり、わくわく、万葉ことばで遊ぶ
第4章 ことばから古の暮らしがありありと
第5章 本来の意味を知り、ことばに親しむ
第6章 ひと言に深い思いが隠されている
第7章 「ことば比べ」で微妙な違いを楽しむ
第8章 教養として知っておきたい万葉ことば
著者等紹介
上野誠[ウエノマコト]
1960年、福岡生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。奈良大学文学部教授。第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川財団学芸賞受賞。著書多数。万葉文化論の立場から、歴史学・民俗学・考古学などの研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案。近年執筆したオペラの脚本も好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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