出版社内容情報
ケンちゃんと猫とアヒルと家族、 なにげなくて愛おしい昭和の夏のおはなし ベストセラー「ねことじいちゃん」「まめねこ」の著者、最新刊! 昭和50年代、とあるいなか町。 5歳のケンちゃんには好きなものがたくさんある。 きょうだいみたいな猫のモモ、 近所を走るいろんな電車、 母さんの目玉焼きのせ焼きそば、 父さんが作ってくれた缶下駄、 そしてアヒルのきいろ……。 懐かしい風景に心満たされる、ほのぼのコミック。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…
96
86/100点 1976年春~夏の三重県松阪郊外と思われるいなか町を舞台に父・母・そして幼稚園児のケンちゃんと猫のモモの家族の日常を描いたコミック。昭和のちょっとした田舎のほのぼのとした家族と動物の話しに心が癒されました。登場人物たちが、人じゃないけど猫もアヒルも含めて、ちゃんとキャラが立っていてホント面白く読めました。妹と仔猫・アヒルも増えたこの家族の日常をまだまだ見てみたいのでゼッタイ続編を希望します!!話しの中でお父さんがトマトに砂糖をかけて食べていたのにビックリ!2018/11/03
みかん🍊
93
昭和のほのぼのとした田舎の家族、肝っ玉母ちゃんと子煩悩な父さんとケンちゃんと猫のモモそしてモモの赤ちゃんとあひるのきいろ、ビスタカーとあおぞら号、缶下駄にクワガタどれもほんわか温かく懐かしい昭和の風景、そしてとある田舎は多分三重県の松阪である、なんでもおおらかに受け入れる両親がいいです。2018/11/05
吉田あや
79
1976年とある田舎町。大らかでゆったりとした昭和の夏の風景に包まれる幸せに満ちている。ちゃぶ台を囲む家族の風景、むせ返るような草いきれ、虫取り網を持って駆けていく子供たち。幼稚園に通うケンちゃんのポケットにはナットにボルト、牛乳のふた、たにし、つるつるの石と宝物でいっぱい。自然も人も動物も、みんなみんな優しい。何気ない日常の愛しさがぎゅっと詰まった最高の世界!2018/11/30
mukimi
69
心も体も疲れきってとにかく癒されたくて。優しさに溢れていて心がゆるゆるとほどける。あまりに平和すぎて、切なくなって少し泣きたくなるくらい。冷たく固まった心を包んでくれる柔らかな毛布のような作品でした。2019/11/10
ぶんこ
56
とっても良かったです。全編ほのぼの。猫が子猫と一緒にアヒルの子を育てているのにもほっこり。畑や田んぼがあって遠くに電車が見えて、川があって猫やアヒルもいて理想的な子育て環境。お父さんんのカメラ好きも微笑ましい。お母さんの大らかさも素敵。ぜ〜んぶ素敵。続けがあったらドンドン読みたいです。2019/02/12
-
- 和書
- 科学ジャーナルの成立
-
- 和書
- はじめて学ぶ大学教養地学