内容説明
命の終わりは平等です。しかし平穏に逝けるかは、準備次第。終末緩和医療の最前線で働くシスターの心揺さぶる“人生の冬支度”。
目次
第1章 年を取るのは恥ずかしいことではない(年を取るのは恥ずかしいことではない;人生の秋になったら冬を迎える準備をする ほか)
第2章 どんな状況にあっても、私たちには楽しむ力、生きる力が備わっている(生きるということは、いろいろなものを捨てていかないといけないこと;どんな状況にあっても、私たちには悲しみを乗り越える力、生きる力が備わっている ほか)
第3章 心豊かな人生を送るために(肉体は衰えても精神性だけは上がり続ける。そんな人生を送ってほしい;目に見えるものに執着しすぎるといくつになっても精神性は上がらない ほか)
第4章 向こうに行っても人は孤独ではない。誰かが待っていてくれる(向こうに行っても孤独ではない。誰かが待っていてくれる;「死んだあとに誠晴らしい世界が待っているよ。そのことを多くの人に伝えてくれ」 ほか)
著者等紹介
〓木慶子[タカキヨシコ]
熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。一般社団法人グリーフケアパートナー理事。援助修道会会員。「日本スピリチュアルケア学会」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おばおば
10
★★★★☆著者はターミナルケアという活動をしている方です。死が近い方々の為に心のケアをしています。精神的にも非常に大変な活動だなと読んでいて感じました。日本人は、死んだら「無」になると考えている人が多いという事ですが、私もそう思っています。死について深く考えることはなかったですが、いつか来るその日に向けて考えてみる事も必要なのかもしれないと考えさせられました。いつかまた読み返したいと思いました。2021/05/08
まりかず
1
7年付き合った彼氏に騙された話があまりにも強烈だった。 2020/10/12
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- 和書
- ケルトの国へ妖精を探しに