内容説明
移民排斥、孤立主義、日本企業批判、イスラム・北朝鮮との開戦?…トランプの絶叫は、大国の断末魔の悲鳴である。「米国なき世界」に備え、今こそ日本は自立せよ。覇権国アメリカの「終わりの始まり」8つのシナリオ。
目次
プロローグ 覇権国・アメリカの「終わりの始まり」
衰亡のシナリオ1 北朝鮮危機に隠されたトランプ・アメリカの「悪あがき」
衰亡のシナリオ2 トランプで加速する、アメリカ自滅の「三つの大罪」
衰亡のシナリオ3 トランプの孤立主義は建国の理念を裏切る
衰亡のシナリオ4 アメリカに潜む階層・差別の矛盾を露呈するトランプ
衰亡のシナリオ5 失敗した「アメリカ化」と、アメリカ・ファーストの行方
衰亡のシナリオ6 “グレイト”宣言は、もはやグレイトたり得ないアメリカの窮状
衰亡のシナリオ7 “パクス・トランピアーナ”の虚妄
衰亡のシナリオ8 中ロの圧力に屈し、イギリスとともに「離脱」に向かう罠
エピローグ―アメリカ衰亡の時代に備え、日本の生きる道を考えておくこと
著者等紹介
中西輝政[ナカニシテルマサ]
1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授、京都大学大学院教授を歴任。2012年に退職し、現在は京都大学名誉教授。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。石橋湛山賞、正論大賞受賞。『大英帝国衰亡史』(毎日出版文化賞・山本七平賞受賞、PHP文庫)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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