内容説明
「本当の才能は、実は努力する才能」「誰もが最初は素人だ」―等々、百田尚樹の小説は、百言名言の宝庫だ!『永遠の0』『海賊とよばれた男』など数々のベストセラーを生み出してきた著者が、自作小説から「人生の糧になる言葉」をピックアップし解説する、かつてない名言集!
目次
運命・人生
愛・男と女
成功・幸運
勝負
小説と小説家
世の中
人間・心
皮肉
百田尚樹の小説・全14作品紹介
著者等紹介
百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956年、大阪市生まれ。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年に『永遠の0』で作家デビュー。2013年には『海賊とよばれた男』で第一〇回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
103
百田尚樹は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。作中の登場人物の100の言葉のセレクションなのですが、忘却読者のため、ほとんど覚えていません(笑)「海賊と呼ばれた男」の国岡鐡造(出光興産の創業者、出光佐三がモデル)のセリフは、実在の人物の実際の言葉なので、他とは違って心に響きます。2017/07/16
Tsuyoshi
71
百田作品からの人生に役立つ名言を100個ピックアップした一冊。特に「皮肉」の章が印象的だった。未読の作品からの引用も多く、早く読み進めなければと思った。2018/02/12
それいゆ
52
「同じジャンルの作品、同じテーマの作品は書かない」と言うだけあって、百田尚樹は多くの名言を生み出していますね。ほとんどの読者には解けない意味不明な小説が多い芥川賞作品。読みやすくてわかりやすいのがいい文章だという考えには大賛成です。こねくり回した美文は読みたくないし、書きたくないといつも思っています。百田作品は、わかりやすくて面白い。だから次々と映画化されるのでしょう。「錨を上げよ」と「幻庵」の映画を早く観たいです。2017/05/20
chika
32
百田先生の作品からの名言集です。 以下、お気に入り2つ。「本当の才能というのは、実は努力する才能なのよ。」(ボックス!)「今の私の一番の夢が何かわかりますか。生きて家族の元に帰ることです。」(永遠の0)アーカイブス的に楽しめました(๑˃̵ᴗ˂̵)2017/10/24
Nazolove
23
100の言葉がまさか自分の本からの内容、なんて思いもしない本であった。 読んでいたはずなのにいろんないい言葉があったのか!と我ながら何となく読んでしまっていたのだな、自分の読書スタイルを改めなくてはな、と考えさせる本であった。 実は一作だけ読んでいないのだが(いまどき青春小説なんて…なんて思っていた)これを機に読んでみたいな、と思った。 しかし自分の本から名言を出すあたりどや俺ってえこと書いてたんやでーなんて百田さんが笑顔で言っているような絵が浮かんでしまった(笑)2017/04/10