空気を読んではいけない

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344029989
  • NDC分類 788
  • Cコード C0095

出版社内容情報

中学柔道部では補欠だった青木真也が、日本を代表する格闘家になれたのには理由がある。

柔道部時代、特異な寝技を繰り返し指導者から見放されても、自分が納得いくことを貫いた。
プロになって、ファンや主催者から批判されても、いっさい自分を曲げなかった。

大きな結果を出すことは、別に難しいことではない。
空気なんか読まずに、一人で狂えばいいだけだ。

異色格闘家・青木真也の哲学。

◆第1章 人間関係を始末する
幸せな人生を生きるために友達はいらない/凡人は群れてはいけない/「なんだ」と難癖をつけられることで、自分の生き方は鍛えられる/自分の考え方が汚されるから、人と食事に行かないetc…

◆第2章 欲望を整理する
足るを知る/大きな達成をした後も淡々と過ごす/欲望が散らかっている人間は、永遠に何も手にすることができないetc…

◆第3章 怒り、妬み、苦しみ、恐れ。負の感情をコントロールする
「負けろ」「死ね」という言葉を自分のエネルギーに変える/結果さえ出せば、他人はいつでも手のひらを返す/「殺される」恐怖との向き合い方/極限の興奮状態にあるときこそ平均台の上にいるような臆病さを持つetc…

◆第4章 一人で生きていくためのサバイバル能力の養い方
不安定に飛び込む/自分に値札をつける/負けを転がす/大衆と添い寝するetc…

◆第5章 他人の「幸せ」に乗らない
夢を軽々しく口にするのは詐欺と同じである/皆にとって価値のあるものが自分にとっても価値があるとは限らない/一度しかない人生で、世間的な「幸せ」に惑わされている時間はないetc…

内容説明

他人の目を気にせずに、生きたい様に生きてみたいあなたへ―。周囲の雑音を断って自分なりの幸せを掴む方法。早大卒、元公務員。異色の総合格闘技世界チャンピオン、強さの理由。

目次

第1章 人間関係を始末する(幸せな人生を生きるために友達はいらない。;悪いことも良いことも一人でやらないと旨みはない。 ほか)
第2章 欲望を整理する(足るを知る;大きな達成をした後も淡々と過ごす。 ほか)
第3章 怒り、妬み、苦しみ、恐れ。負の感情をコントロールする(苦しくなければ、努力じゃない。;「負けろ」「死ね」という言葉を自分のエネルギーに変える。 ほか)
第4章 一人で生きていくためのサバイバル能力の養い方(バブルに踊らない。;不安定に飛び込む。 ほか)
第5章 他人の「幸せ」に乗らない(セックス・ドラッグ・カクトウギ。;夢を軽々しく口にするのは詐欺と同じである。 ほか)

著者等紹介

青木真也[アオキシンヤ]
1983年5月9日生まれ。静岡県出身。小学生の頃から柔道を始め、2002年に全日本ジュニア強化選手に選抜される。早稲田大学在学中に、柔道から総合格闘技に転身。「修斗」ミドル級世界王座を獲得。大学卒業後に静岡県警に就職するが、二カ月で退職して再び総合格闘家へ。「DREAM」「ONE FC」の2団体で世界ライト級王者に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

334
群れるな、従うな、流されるな、と、ひたすら孤高の道を極める自身の行き方を軽快勝つ素朴な筆致でつづった自伝的自己啓発書。もちろん、ここまで極端にストイックな生き方は誰にでもまねできることではないが、生まれつきの才能や体格を持って生まれてきたわけではない「凡人」が結果を出すための技術、および哲学としては、彼自身が結果を出している以上、説得力を持って語られている。なかなか難儀そうな域肩ではあるが、一方で憧れたりもする。2017/05/11

マエダ

97
「徹底的に空気を読まない」”凡人が空気を読んでしまったら、本当に「空気」になってしまう。「空気」は果たして幸せだろうか?”納得の内容は半々といったところである。2016/10/16

harass

70
この表紙が気になり借りる。格闘家のエッセイ。試合などはみたことがなく、初めてこの本で知った。人と群れない、己を突き進む彼の生き方。早大在学中にプロ格闘家としてデビュー、卒業後警察官になるも2ヶ月で格闘の世界に戻る。なぜこんなに媚びないのか愛想を振りまかないのか、単純に強さを競う世界に生きているからだろうか。あっけに取られるのだが、微かに羨ましいという思いを読書中に抱くのはなんらおかしいことではないと思う。良書。2021/06/28

lily

65
意外と柔和なオーラで、周囲からも空気は読めると思われているけれど、自分軸からブレずに、時には空気を読まないことも全く厭わない著者は、肉体だけでなく、精神的にも無敵だ。2023/09/24

たまきら

27
PRIDE、あれはすごかった。自分も欠かさず会場に向かった観客の一人だったけれど、不思議なパワーに満ちていた。様々な異種格闘家が、制限の少ないルールで戦う。ストイックなのに欲がうずまき、瘴気が渦巻いているのにどこか素朴だった。それは、体しかない格闘家という存在が産むものなんだろうなあ。でも、やっぱ、彼らは語るより体で表現する方がいいんじゃないかなあ・・・。いや、宮本武蔵までさかのぼってそう思う。2017/08/08

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