世界のお墓

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784344029675
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0072

内容説明

死因が絵で彫られた墓標、宙に浮く棺桶、死して宇宙に旅する、オットセイがくつろぐ墓地。陽気なものから奇怪なものまで、美麗な写真で綴る珠玉の52ヶ所。

目次

第1章 ヨーロッパ(ナポレオンが造った墓地の島 サン・ミケーレ島―イタリア;人生を楽しく語りかけてくる墓 サプンツァ村の陽気なお墓―ルーマニア ほか)
第2章 中東・アフリカ(聖者のための煌めく墓所 アリー・エブネ・ハムゼ廟―イラン;空へ昇る魂 沈黙の塔―イラン ほか)
第3章 アジア・オセアニア(天国に続く聖なる河 ガンジス川―インド;妻に捧げた世界一美しい墓 タージ・マハル―インド ほか)
第4章 南北アメリカ(朽ちて自然に還る墓 ハイダ・グアイの墓棺柱―カナダ;死者が1年間暮らす家 アサバスカン族の墓―アラスカ ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

76
世界は本当に広い。宗教により死の捉え方が違うのでお墓の形ももちろん様々で、カラフルなお墓はすっごく素敵に見えた。どこの国でも墓地用の土地が足りず、また環境問題もあり風習が消えていってるそうだけど、何か対策はないんだろうか。2019/02/20

ann

66
世界中のいろいろなお墓を見るのは嫌いではない。そしていつも思う。私の墓はいらない。(でも親の懐に戻ることになるはず)2017/02/02

ネギっ子gen

50
【世界には196の国があって、60以上の宗教があって、3000以上の民族が暮らし、その数だけ弔う文化がある】陽気な墓や煌びやかな墓など、世界各地の墓52カ所を美麗な写真で紹介する書。巻末に参考文献。2016年刊。<中東には、ガラスのモザイクを部屋中に貼り付けた、これでもかというぐらい煌びやかなお墓があるし、南極にはオットセイたちが昼寝する野性味あふれるお墓があり、アフリカには大切な家畜の角を飾った呪術的な雰囲気のお墓がある。それぞれに意味があってとってもとっても奥が深い>と。メメント・モリですよねぇ……⇒2024/07/07

たまきら

38
このアイコンでは小さくて分からなかったんですが、この表紙の美しい紋章、全部骨で構成されているんですよ…。「食べ物で遊んじゃいけません!」ってよく言われましたけど、「死んだ人で遊んじゃいけません!」って思わず言いたくなりました、ええ。どのお墓にも入りたいとは思いませんでしたが、強いて言うなら沖縄かオルカダス基地かなあ…。エルサレムにはキリストのお墓があるんですねえ。今の大虐殺、彼にはどう見えるのかしら…。2024/12/04

ナディ

28
すごいと凄まじいと静けさを一気に感じる1冊。もうこれは価値観、宗教観、民族の歴史そのものなのだが、圧巻。2016/08/16

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