内容説明
この本を読んで経済的独立を手にした人続出!!30万部を超えるベストセラーになった『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を12年ぶりに全面改訂。黄金の羽根はまだまだ拾える!
目次
「黄金の羽根」ができるまで
1 人生を最適設計する資産運用の知識(世界にひとつしかないお金持ちの方程式;誰も知らない資産運用の常識;不動産の呪縛を解き放つ法則;生命保険は損をすることに意味がある;見えない「貧困化」が拡がっている)
2 人生を最適設計するマイクロ法人の知識(国家に惜しみなく奪われるひとびと;「個人」と「法人」、ふたつの人格を使いこなす;マイクロ法人で人生が変わる;不可能を可能にする奇跡のファイナンス;税金について知りたいほんとうのこと;税務調査の裏と表)
3 人生を最適設計する働き方(クリエイティブクラスとマックジョブ)
著者等紹介
橘玲[タチバナアキラ]
1959年生まれ。作家。早稲田大学卒業。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
59
経済的自立とは、国家にも会社にも家族にも依存せず、自由に生きるのに十分な資産を持つこと。黄金の羽根とは制度のゆがみから構造的に発生する「幸運」。手に入れたものに大きな利益をもたらす。著者はサラリーマンの人生を否定する。サラリーマンは税金、厚生年金、健康保険など税金のようなものに年収の3割以上を天引きされている。自営業や個人事業主のほうが優遇されている。制度のゆがみをつく節税の方法やマイクロ法人の解説などがあった。確かにグローバル化の進む昨今、終身雇用年功序列は破たんする。だが誰もが成功するわけではない。2016/08/18
ごへいもち
33
やっと読めました。知れば知るほど腹立たしいこともあるが私にはハードルが高いので黄金の羽根は拾えないままだろうなぁ~(;-_-)。唯一保険は見直したい。その他は皆さん頑張って!2015/04/19
かまど
32
『経済的合理な情報を拾い集める』 12年前に発行され、ベストセラーとなった「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」の改定版です。 経済的独立を手にする最短の方法は、「黄金の羽」をいかに拾い集めるかがカギのようです。 著者のいう「黄金の羽」とは、「社会制度の歪み」で生じた差異のこと。 作中にもあるように、日本の社会制度は恐ろしく複雑で、そこには見ようとしなければ見ることのできない、多くの差異が存在するようです。 この複雑さは12年前と変わっておらず、現在においても有効であると著者は書いています。 (続く)2014/12/22
naobana2
31
日本式金持ち父さん!著者は海外投資に興味を持ちオフショア投資をしたら怪しい人に出会った話を小説にしてます。金持ち父さんは良質だが日本のシステムに合わない部分を解説。保険、不動産、税金、働き方の話も。盛りだくさんでした。マイクロ法人の話は難しいので何度か読みます。HONZで紹介されてなかったら読まなかったタイトルだなぁ(笑)2015/03/08
taka61
28
【kindle本】橘さんの本は自らの失敗を含む経験に裏付けられた内容が多く、他の方の著作とは趣がやや異なる様な気がします。かなり辛辣で、斜めからの視点も多いのですが、個人的には結構お気に入りです。ただ、合法であるという理由で、実際に黄金の羽根という制度をうまく活用できるかというと、なかなかハードルは高そうです。2015/05/23