内容説明
日中、「尖閣」戦争、TPP、対北朝鮮、欧米による文化侵略。表題作「『尖閣戦争』開戦前夜」のほか、渾身の力作「日系ブラジル移民『勝ち組』が信じたい情報」、「思い邪なる者に災あれ」の豪華3本の描き下ろしマンガ合計110ページ収録。
目次
第1章 「尖閣戦争」開戦前夜
第2章 日系ブラジル人「勝ち組」が信じたい情報
第3章 思い邪なる者に災あれ―性意識のグローバリズム侵略
第4章 脱原発は不可避の現実で、選択肢ではない
第5章 TPPについて、簡潔に考え方を教えよう
第6章 慰安婦問題は「内弁慶」には解決できない
第7章 安倍晋三が約束した9つの課題を後押ししよう!
第8章 嫌いな娯楽を禁止しろとは言わない
第9章 不景気のせいにしてたまるか!
第10章 天皇皇后両陛下の悲願は「女性宮家創設」である!
第11章 老人は孫にカネを贈与するか?
著者等紹介
小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
漫画家。昭和28(1953)年、福岡県生まれ。昭和51(1976)年、大学在学中に描いたデビュー作「東大一直線」が大ヒット。平成4(1992)年、「ゴーマニズム宣言」の連載をスタート。大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
83
最近の尖閣事変では本当に日中が衝突するのではないかとヒヤヒヤした。日系ブラジル人社会でそんな悲劇が戦後あったのかと始めてしった。カルト化すると怖いなと思った。川西の写真問題から非常に深く掘り下げた著者に脱帽。2013/04/30
ばりぼー
54
尖閣諸島をめぐる軍事衝突も危惧される緊迫した日中関係、TPP参加によるグローバル化という名の経済・文化侵略など、現在の状況を一触即発の「開戦前夜」と捉える警告の書。基本的には納得できますが、これはちょっと危機感を徒に煽りすぎているかも。また、安倍総理に対する怨嗟が高じて冷静さを失ったのか、的外れな指摘もちらほら。「河西智美の児童手ブラ写真を、聖母と天使の宗教画と重ねて『微笑ましい』と見るのは日本人の感覚」って、それは変。AKBに嵌れない者を「自虐劣等感の良識派」と決めつけてますが、単なる好みの問題です。2015/10/13
ころりんぱ
47
1年半ほど前の本なので、原発やTPPなど、この時点からさらに事態が進んで来ていて、ますます開戦前夜という事なんだろうか?多くの問題についてちょっとずつゴーマンをかましているので、正直読みにくかった。手ブラが児童ポルノで出版自粛がどうたらというAKBの話題は、今まで読んできた小林さんの主張の中では抜群に独りよがりな感じがした。なんていうか、今までいろいろ納得したりハッとしたりさせてもらってたのが、へ??とドン引き、よしりん株が下がったかな?2015/10/26
3939タスタク
11
世間にモノ申す態度は相変わらずなのはらしくて良いが、AKBがらみのネタではイイ歳して何やっているんだかと思うほど、世間のイメージを裏切らない痛いロリコンのおっさんなんですね。2013/06/27
@
7
私がレビューを書こうとした時点でたったの57ユーザー。分かる人にしか分からない感性ではあるのだが、惜しい。もっと読まれろ。2013/08/06
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