内容説明
ある日曜日の朝、健太が目覚めると、そこには小さな子どものような生き物、ダイチがいた。母親には見えない。健太にダイチが見えるのは、健太が「再生者」になったからだ。不思議な謎を解きながら、奇想天外な健太の冒険がはじまる。「ハリー・ポッター」を研究しつくした英国人作家が、日本を舞台に書いたファンタジー小説。
著者等紹介
ベルトン,クリストファー[ベルトン,クリストファー][Belton,Christopher]
1955年英国ロンドン生まれ。処女作『Crime Sans Frontiers』がイギリスの芥川賞ともいえるブッカー賞候補となり話題になる。2003年に『Isolation』、04年に『Nowhere to Run』を発表。アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで発売された。日本人女性と結婚し、1978年以降は日本在住。日本ではノンフィクション・ライターとして、多数の著作がある
渡辺順子[ワタナベジュンコ]
立教大学文学部英米文学科卒。書店勤務を経て翻訳家に。東久留米市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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