内容説明
かわってこんなにおもしろい。日本のかわの豊かさと、そこに住む145種の生き物たちを、水と魚の視点で紹介する絵本。
著者等紹介
鈴木のりたけ[スズキノリタケ]
1975年静岡県生まれ。2006年第27回読売国際漫画大賞入選。TOKYO illustration 2007入選。文芸社ビジュアルアート出版文化賞2006絵本部門個性派賞受賞。千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ままこ
97
ページを開いて迫力ある川に感嘆。とにかく構図が素晴らしい。川に生息する生き物も躍動感に溢れてる。リアルに描かれた川の世界。まるで川の中を覗き込んだような感覚に陥る。遊び心もあり楽しく『かわ』学べる絵本。2019/03/22
榊原 香織
90
図鑑的な絵本も描くんですね2025/04/08
p.ntsk
60
川の様子を源流から始まり渓流、上流、中流、里川、湖、池、沼、用水路、田んぼ、下流、河口と海に至るまでのそこに生息する魚や生き物の生態に触れながら紹介しています。ダイナミックなアングルで水の中の世界が生き生きと描かれています。細かいところにユーモアを忘れないのものりたけさんらしいです。 2019/05/06
booklight
43
水中から描く魚は、空を飛ぶ鳥のよう。非常にダイナミックで自由に水の中を泳いでいるのが気持ちよさそうに見える。魚や鳥など3Dで動ける動物は、2Dの人間とは違った世界感を持っているんだろうな。上流から河口まで色々な魚や生き物が描かれていて(ところどころに人間もいるし水底には色々なものが落ちている)、豊かな川の生が楽しめるのがよかった。2022/11/23
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
37
源流から河口までの『かわ』の特性、『かわの中の生き物』について躍動的に描かれています。ぺージを開く度に、わあ~と感嘆の声が出る。図鑑のような絵本。読みながら載っている外来種を次々と教えてくれる子供にまた驚きました。2019/06/01