空とセイとぼくと

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344015883
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ホームレスだった父親は死んだ。住むところも無い。でも、犬のセイとエサを探し、遊び、一緒に寝ることさえできれば良かった。セイといれたら、それで満足だった。だが、零が一四歳になったころ、セイがフィラリアにかかってしまう。読み書きすらもできないけれど、ずば抜けた嗅覚を持ち、女性の発情が臭いでわかる零は、セイの治療費を捻出するため新宿でホストとして働くことになる。源氏名は「ポチ」。全てが初体験。だが零は次第にその能力を開花させていく―。犬と二人きりで育った数奇な運命の少年が、犬との絆を守りながら成長する姿を、ユーモアとリアリティ溢れる筆致で描いた感動作。

著者等紹介

久保寺健彦[クボデラタケヒコ]
1969年東京都生まれ。立教大学法学部卒業。早稲田大学大学院日本文学研究科修士課程中退。進学塾に勤務する傍ら小説を執筆。2007年「すべての若き野郎ども」で第1回ドラマ原作大賞選考委員特別賞、「みなさん、さようなら」で第1回パピルス新人賞、「ブラック・ジャック・キッド」で第19回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

miww

100
読友さんに教えてもらった作品。面白かった。零の境遇を思うとこの言葉は相応しくないのだが、とにかく零がどうなるのか気になってページを捲り続けた。物心ついた時から父親とホームレス生活をし、6歳で父と死に別れ保護された養護施設を飛び出す。愛犬セイとの路上生活、ホスト、ダンサーと目まぐるしく状況が変わりそれは壮絶な環境のはずなのに、零の生き方や言葉に悲壮感がない。なんか不思議な作品でした。彼にとって自分の世界に住んでいたのはセイだけ、最後は泣けたが終わり方は悪くない。2017/04/26

taiko

43
零は、ふたりでホームレスをしていた父に先立たれ、飼い犬のセイと一緒生きていくことになった。有り得ないことの連続で驚かされますが、飽きずに最後まで読みました。色々突っ込みたいけれど、それをしてたらこの話は面白くないのでしょうね。私は面白かったです。零とセイの愛情物語、私も犬を飼っているので、お別れのシーンは辛く悲しかった。2017/02/02

カナティ

42
初読みの作家さん。読友さんのオススメで手に取りました。表紙とタイトルのイメージでほのぼのとした物をイメージしていましたが違いました。父と二人暮らしの零はホームレスで、ある日父が亡くなってしまったが...いつも側にいたのはセイという犬。住む所もなく、ホストとして働いていく...というかなり過酷な状況にも関わらずセイも一緒にいれば乗り越えられる。圧倒される内容で一気読みでした! 最後のセイには涙が止まりませんでした。他の作品も読んでみたいと思います。2016/01/21

34
図書館本☆おすすめしてくれた読友さんに感謝☆物心がついた時には、零は父と二人でホームレス生活をしてた。その父が亡くなり、児童養護施設に保護された6歳の零が、とった行動は…。選んだ日々は…。すごく重く深刻な状況なはずなのに、そう感じさせない。いつも側にお互いに大切に思いあえる存在が居たから!たくましい7年の旅。その後の色々な出会い。どんな環境や過去があっても『人間って、そんなにやわじゃないよ』って勇気を頂く!面白くてハラハラして笑って泣いて感動の1冊。セイもまた…零と旅してた頃が宝だったんだね(*T^T)2016/02/01

あっちゃん

18
ホームレスだった父が死に残された少年と犬の成長記!普通の生活を送ってこなかった人間のちぐはぐさが少し、おかし悲しで惹き付けられ一気読み!彼が不幸に見えないのが良い感じ!2016/01/24

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