内容説明
どんな医の名言・ことわざより勝る17音の治癒力。笑いあり、涙ありの414句で、脳もカラダも活性化。
目次
第1章 春(四月の月間賞;四月の優秀句―選者から~四月の優秀句を振り返って 「忘れる」健康法 ほか)
第2章 夏(七月の月間賞;七月の優秀句―選者から~七月の優秀句を振り返って ああ歳月 ほか)
第3章 秋(十月の月間賞;十月の優秀句―選者から~十月の優秀句を振り返って ペンとメモを忘れずに ほか)
第4章 冬(一月の月間賞;一月の優秀句―選者から~一月の優秀句を振り返って 医者いらずの道場に ほか)
著者等紹介
近藤勝重[コンドウカツシゲ]
早稲田大学政治経済学部卒業後の1969年毎日新聞社に入社。論説委員、「サンデー毎日」編集長、毎日新聞夕刊編集長を歴任。現在、専門編集委員。TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」、MBSラジオ「しあわせの五・七・五」など、東西の番組に出演中の人気コメンテーター。毎日新聞(大阪)の人気企画「近藤流健康川柳」の選者を務めるなど、多彩な能力を様々なシーンで発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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団塊シニア
57
「健康は健康な時には気づかない」「死にたいと口癖なのに医者通い」結構笑える川柳もあり、楽天的な人生観が大切であることを教えられる感じがする。2015/06/08
レモングラス
55
桜木紫乃さんがNHK「あさイチ」で紹介していた。毎日新聞とMBSラジオ「しあわせの五七五」に寄せられた川柳。笑う。そして人生を感じる。2007年に始まった近藤流健康川柳。グリコ・森永事件では総括キャップ、事件記者としてならしていた近藤さん。あとがきに代えてに、健康川柳が始まった経緯も書かれている。ラジオを聞くと長く支持されているのがよくわかる。近藤さんの語り、選評は面白くて聴き入る。著書「老いの抜け道」は点字図書にもなり兵庫県立の点字図書館に置かれている、とラジオで聞いた。近藤流は優しくて愉快。2021/02/21
ひほ
30
桜木紫乃さんお勧め本。川柳の作り方まで書かれていてなるほどと思わせてくれます。2020/11/27
たぁ。
6
亡き父の本棚で見つけました。父は、気に入った川柳に赤鉛筆で印をつけていました。米寿に手が届きそうだった父ですが、お色気のある歌が好きだったみたい。私のお気に入りは、「ねころんで体操するとねてしまう」です。2015/03/22
きみさん
5
川柳の面白さ満載の1冊! どの句をとっても「うまいな~」と感心してしまふ。 ワタシには、五・七・五でまとめるのが難しい。 自分でも作れたら良いな~と思ふが、もっぱら、鑑賞のみ。創作とは無縁である。しかし、読むだけでも、おおいに楽しませていただきました。 “いやな事見ない聞かないしゃべらない”(中岡美代子さん)2017/08/14