叱り叱られ

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344014459
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

内容説明

世代、文化、コミュニティの断絶―今、目の前にある危機の根源。音楽は、断絶を乗り越えてゆく力を持ち得るか。日本語ロックの新しい道を切り拓く、サンボマスターの山口隆が6人の巨星に問い、語り、思考した、革命的音楽論。山口隆本人による渾身の書き下ろし15000字収録。

目次

1 山下達郎―心は売っても魂は売らない
2 大瀧詠一―君の中に俺があるのなら
3 岡林信康―一ミリでも戻りたくない
4 ムッシュかまやつ―探していたんだろうな、自分でも
5 佐野元春―大人になるってどういうことだろう
6 奥田民生―他人のせいにしちゃいかんよ

著者等紹介

山口隆[ヤマグチタカシ]
1976年福島県生まれ。サンボマスターの唄とギター担当。2000年、大学でサークルの後輩だった近藤洋一、木内泰史を誘い、サンボマスターを結成。03年メジャーデビュー。同年12月、ファースト・アルバム『新しき日本語ロックの道と光』をリリース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

booklight

37
久しぶりに人物像が立っている本を読んだな。めっけ本。サンボマスターの山口と大御所との対談。山下達郎、大瀧詠一、岡林信康、ムッシュかまやつ、佐野元春、奥田民生に山口が暑苦しく語っていく。山下のポップアーティストとしての矜持「心は売っても魂は売らない」。大瀧の覚醒具合と愛をもって相手にしない感じ。岡林のシンガーソングライターの蹉跌。かまやつのいい加減さと勢いのバランス。佐野元春のエバンジェリスト的ファンタジー。奥田民生の職業意識と照れ。山口の人間臭さのおかげで、人が音楽やっているな、という感じがしてよかった。2019/12/01

蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺

30
サンボマスター山口隆の対談集。まず装丁が良い。そして冒頭の山下達郎との対談がスリリングで良い。この本でも本人や奥田民生が言っているのだが、大御所山下相手に実に生意気である。しかし対談後に家に招かれているのが素晴らしい。仕事でも趣味でも、本当に好きな奴には敵わない。この本からは山口隆は音楽が本当に好きだという事がこれでもかと伝わって来る。生意気でも語るに足る相手ならば絶対に悪くしないものだ。音楽に疎い私でさえ刺激的で面白いこの本、USER数が案外少ないのが不思議でならない。音楽家ってカッコイイ。2014/10/28

たまきら

28
サンボマスターが大好きなので借りてきました。…でも忘れてた。対談系の本は一切頭に入ってこない自分の脳みそのこと。だから、最後の文章や、日本を代表するきらびやかなロックンローラーらとの対談後についている文章を楽しみました。まっすぐで、不器用で、熱が高くて(ライブ時)、「♪まけないで♪」とか、「♪あきらめないでどんなときも♪」というだけでくじけそうな娘がぐっと顎をあげる歌を歌ってくれてる山口君、サンボマスター。これからも楽しみです。2020/03/03

ばっか殿すん

22
今年もライブ行くんだー。ロックンロール!ラブ&ピース!2016/03/05

keiniku

4
2008年の本。10年も寝かしちゃったんです。サンボマスターの山口隆と音楽界の先輩との対談本。実はサンボマスターって一度も聞いた事がない…  買ったのは中学で初めて好きになった「大瀧詠一」との対談が載っているからだったんだけど、対談は面白い。大瀧詠一は意地悪に話を逸らしまくって遊んでいる感触がとても気持ちが分かるし、佐野元春はあの、佐野元春の喋り方と歌詞そのままだったりする。また山口隆がたまに良い言葉を使うんだ。コード進行とかは門外漢だからわからないんだけど、表現についての話はどの世界も挑戦の仕方は同じ→2018/08/20

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