悪夢のドライブ

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344013506
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

運び屋のバイトを始めた売れないお笑い芸人を、2億円の借金を抱えた女子高生が追いかける。実はそこには、金に目がくらんだヤクザ、刑事、SMの女王様までが、どっぷり参加していた。誰がいちばん悪いのか?誰がいちばん狡いのか?最後にびっくりするのはどいつだ!?大阪の街を、欲望と執着が迷走する。追いつ、追われつ、騙し、騙され、また騙し…の傑作コメディサスペンス。

著者等紹介

木下半太[キノシタハンタ]
1974年大阪府生まれ。映画専門学校中退後、脚本家・俳優として活動を始める。サスペンス・コメディ劇団「チームKGB」主宰。全公演の脚本・演出を手掛ける。小説デビュー作の『悪夢のエレベーター』はTVドラマ化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

91
設定が面白い。大阪が舞台だからわからないこともあるのだけど、住んでる人ならば地理感もあってもっと楽しめるのかも!天涯孤独の少女、売れないお笑い芸人、ヤクザ、刑事、SM女王、外国人俳優がドタバタと絡んでスピード感溢れるコメディです。時々思わず吹き出してしまうようなシーンもあるので人前で読むのはやめた方がいいかもね。2017/02/23

yukision

36
シリーズ2作目。相変わらずのドタバタコメディぶりは期待通りだが、ハチャメチャすぎてストーリーを追いかけるのに疲れる部分もあった。小説より映像作品向きかも。2020/08/26

ひな

20
悪夢シリーズ第3弾。個人的には観覧車の方が好きだけど、相変わらず流れるようなスピーディな展開を楽しめました。主人公が漫才師なせいか大阪弁のせいかまるで漫才のネタ本を読んでるかのようで、時々思わず吹き出しながら読んでました。そして多重人格の猫多さんが面白すぎ。ニーナやマッキーといったシリーズの登場人物ともつながっていて嬉しい。エピローグも良かった。2016/05/12

ミーナ

16
アフロ頭の売れない芸人 熊川。先輩芸人から紹介された運び屋のバイトで高校の同級生 猫多と出会い、心強く思うものの、猫多は多重人格者。一方、父親の残した2億円の借金を抱える16歳女子 桜。借金返済を目指し、夢はペテン師になること- スピード感とマンガのような軽さでこの上なく読みやすい。エピローグ その1、その2、どちらもよかった。シリーズ1作目「悪夢のエレベーター」よりこちらのほうがずっとおもしろい。2015/11/09

きゃんでぃ

12
前作に比べると、ハラハラ感や意表を突かれた感じは薄れてしまいました。文章で読む関西弁に馴染めなかったのもあるかな?うざいなと思ってしまった、、。これでもかってほど詰め込んだキャラクターたち。全部必要だったか、、?いや、必要か!!主役級の濃いキャラもいれば、ちょい役の濃いキャラもいて盛り盛りドタバタしてたので、そっちが濃すぎて結末が呆気なく感じてしまったよ、、。2021/11/05

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