14才の母

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  • サイズ B6判/ページ数 186p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344012592
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

普通の女の子、だった。新しい「命」をその体に宿すまでは…。ドラマ「14才の母」から生まれた、もうひとつの「命」の物語。中学生で妊娠した女の子たちの「その後」に迫った、感動のノンフィクションも収録。

目次

1 一ノ瀬未希(中学生・14歳)―普通の女の子、だった。新しい「命」をその体に宿すまでは…。
2 佐々木愛理(仮名・無職・18才)―ある日、朝起きたら、大きかったお腹が消えていますように。
3 岡野雅美(看護師・28才)―「どうして15才で子どもができるの…」今でもあの日の母の顔が忘れられない。
4 結衣(仮名・中学生・15才)―お腹の子どもを殺すくらいなら、私こそ死んだほうがいいのかもしれない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

67
中学生で妊娠した話が4編。第1話は同名のTVドラマのノベライズだそうです。いくら好き同士でも中学生に責任を持った子育てが出来るはずもない。殆どは男の性衝動の結果なんだろうけれど、悩んだり傷ついたりひどい目にあうのはいつも女性。あと3編は実話でした。2話では暴力で妊娠し、言い出せないうちに中絶できず出産したものの、親に赤ちゃんを押し付けた形で自分は家を離れてしまう。3話は出産し高校にも行き、看護学校も行って準看になり、相手の男と籍を入れた。4話は4人の男と付き合っていて父も分からず、堕胎。性教育は必要だ。2016/03/10

yamakujira

7
中学生で妊娠した少女の話で「一ノ瀬未希」「佐々木愛理」「岡野雅美」「結衣」と4人のケースを紹介する。半分以上を占める「一ノ瀬未希」はドラマのノベライズだけれど、他の3編は「取材/執筆」とあるように実話に基づいて書かれたそうだ。実話の3人は、出産したものの育児を親に任せて離れた子、出産して相手とも結婚して家庭を築いた子、堕胎を選んだ子とそれぞれ。無知だとか無責任だとか責めるのは容易でも、女の子ばかりが苦しむのは不憫だね。責任があるのに逃げる男が醜いけれど、経済力のない若者だしなぁ。 (★★★☆☆)2017/05/22

ジュースの素

5
中学生で妊娠してしまった何組かの例が語られる。身体はオトナでも気持ちはまだまだ幼い。読んだ感覚としてはハッキリ言って無防備・無責任だ。 そうなる事は十分考えられるわけでお互いの認識不足としか言えない。 世間体より何よりも 当人とその子供が祝福されるべきはずが、困惑になってしまう事をちゃんと考えろと言わなければならない。2015/09/06

sana

4
図書館本 スルスル読めた。ドラマも見てみたい。 14才で妊娠。私なら難しいだろうな。 30才で出産したが今も毎日子育て悩んでいる。2017/10/30

みかりん

4
高校生の娘のいる私としては、やはり母目線で読んでしまいました。まず 中学生で子供を産む事は綺麗事では済まされません。親がいなくては何も出来ないと思います。育児や経済面、さらに青春も全部犠牲にした上で成り立ちます。その覚悟があるのか、正直 考えてるよりもはるかに過酷だとおもう。まず 妊娠の可能性のある行為だということを考えなきゃいけませんね。どっちの選択をしても苦労するのは女ですから。2017/07/21

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