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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
89
この本でこの人の文章を始めて読んだんだけど、あんまりおもしろくて、「あー、天才っているんだな」って思いました。面白いから読んでみて☆
吉田あや
73
「フィンランドに出張することになった」書き出しからしてもう大好きだ。2005年の夏、荻上直子監督「かもめ食堂」撮影の為の1カ月間のフィンランド行きを「出張」と呼び、普段の旅行の際にはくどいくらいにその国の下調べをするという彼女だが、フィンランドについてはなんの予備知識もなく出発する。なぜなら「だって、出張なのである。」しかし、下調べをしないから、出張だから、とフィンランドを堪能しないはいりさんではない。彼女は好奇心と冒険心に溢れた天才なのだ。(⇒)2023/03/06
ゆきち
59
雑貨屋さんで見つけて装丁に一目惚れ。群ようこさんの『かもめ食堂』の映画撮影のために片桐はいりさんがフィンランドにいったときのことが書かれたエッセイ。装丁の可愛さとはちょっと違う、はいりさんらしい力強いエピソードがてんこ盛り。楽しく読ませてもらいました。フィンランドに行きたくなる一冊です。2015/05/29
ぶんこ
59
とても面白かったです。 こちらが片桐さん初エッセイとは驚きました。 自然な文体で、素直に本の世界に入り込めました。 その世界が半端なかったです。 一人旅が好きで、一人でドンドン未知の世界に入り込んでいく勇気に感嘆しました。 「かもめ食堂」の場面が浮かび、あの男の子の従兄弟がキアヌに似たイケメンか、あの年配のご近所さん客が、あのお店の本当のオーナーかぁ。 フィンランド人の素朴さや、農場での1泊2日の楽しくて、ちょっとドキドキした失敗談と、満載のエピソードで、大満足の1冊でした。2014/08/17
アイシャ
51
片桐さんの最初のエッセイ集。「かもめ食堂」で一か月滞在したフィンランドの事が中心だが、その他公私で訪れた国々の事が語られている。片桐さんは『小銭レベルの冒険が好き』と言っておられるが、どうしてなかなか勇気がある。でも海外で公共交通網を駆使してのお出かけは手間はかかるが、その町を知る一番いい方法かも。タクシーだってアジアの国では料金の事で運転手さんと喧嘩まがいの交渉で不当な料金を取られないようにがんばった。海外から戻って外国人の目線で日常を眺めるのもすごく新鮮なことだと思う。2022/01/15